後継者

後継者のプライドが傷つくときあらわになるものの正体とは?

親の会社を継ぐ後継者。
色々と気を張って頑張らなければならないシーンが多いと思います。
従業員や、古参社員、金融機関や取引先に、なめられてはいけない、という思いでいわば虚勢を張りがちです。
特に弱みを見せてはいけない、という思いも強いのではないでしょうか。
それゆえに、プライドが高く、不自由なことも多くなるのではないでしょうか。

——————————————
小冊子無料ダウンロードはコチラ

Facebookグループ「後継者・跡継ぎ・二代目社長の交流場」を作りました。
どんなことでも言い合える場所、経営について相互に交流できる場所にしたいと思っています。
良かったら、気軽に申請してみてくださいね。(無料)
https://www.facebook.com/groups/atotsugi

こちらは私のFacebookページです。よかったら、いいね!フォローお願いします。
時々ライブ配信とかやってます。

https://www.facebook.com/kaorutamura.kt

 

関心を持っていただいた方は、画像をクリック。

——————————————

以前、こんな記事を書きました。

プライドが傷ついた、と感じるときには自分の行動を見直してみよう、という内容です。

プライドを傷つけられたとき、どんな行動をとりますか?

一方で、私たちが持っているプライドというのは、実はコンプレックスを隠すための物である場合もあります。
たとえば、自分に自信のない人ほど、人を見下そうとします。
自信のある人は、他人がどういう状態でも関係ないから、関心を持たないはずなのに。
昔からよくあるドラマのワンシーンで、主人公に嫉妬する敵キャラなんかは、自分はメインストリームを歩めないコンプレックスがあるから強がって主人公をイジメたりします。

後継者の場合、多くの人は自信がないのですが、それを表立って口にできません。
それでなくとも、後継者って経営者として未熟とか、親の七光りとか言われがちです。
本来の自身を持っていれば、何を言われても動じないのですが、深層心理出来にしているからそういうところを指摘されるとカチンと来てしまう。
そうなるのが嫌だから、そもそもそういった弱さを見せないように振る舞う。
これがいわゆる「プライド」というやつなわけです。

そしてこの変なプライドが人間関係や、社内のコミュニケーションで何かと邪魔をしたりします。

じゃあ、このややこしいプライド、どうすれば捨てることができるのでしょうか。
実はやり方はシンプルで、弱い自分、ダメな自分をそのまま認めてしまえばいいだけです。
そりゃあ、経営なんてやったことがないんだから、全然ダメなのはよくわかってるんです。
だからそれを認めてしまえばいいのです。

すると何が起こるかというと、
「自分は新米で何もわかりません。だから、アドバイスを頂けませんか?」
と何のためらいもなく言えるようになります。
その結果、相手はどう反応するでしょう?
多分この言葉を聞いて、「そんな事じゃダメじゃないか!」と叱られるかもしれませんが、手を差し伸べようとしてくださる可能性は高いのではないでしょうか。
最終的にそのアドバイスを採用するかどうかはおいておいて、ある程度相手の立場を尊重したコミュニケーションが成り立ちます。
そして何より、社員と変に競わなくていい分、自分も楽になるはずです。

経営者としてまだまだなのを隠していい格好するよりも、まだまだなりに素直に学ぶ姿勢を見せればいいだけなのです。
無理に優位に立つ必要などないのではないでしょうか。

——————————————
小冊子無料ダウンロードはコチラ

Facebookグループ「後継者・跡継ぎ・二代目社長の交流場」を作りました。
どんなことでも言い合える場所、経営について相互に交流できる場所にしたいと思っています。
良かったら、気軽に申請してみてくださいね。(無料)
https://www.facebook.com/groups/atotsugi

こちらは私のFacebookページです。よかったら、いいね!フォローお願いします。
時々ライブ配信とかやってます。

https://www.facebook.com/kaorutamura.kt

 

関心を持っていただいた方は、画像をクリック。

——————————————

関連記事

  1. 後継者が会社を楽しめないなら楽しめるように個性を発揮しよう

  2. 自信がないという後継者の方へ 自信はどこからやってくるか?

  3. 先代を後継者がラジコンのようにコントロールする方法?

  4. 後継者が社内で個性を発揮するためのはじめの一歩

  5. 後継者・跡継ぎ・二代目社長のための「ナンバー2の作り方」

  6. 後継者に足りないもの

  7. 後継者は親の価値観をまねるか、反発しつつ似るかの二つに一つ?

  8. 事業承継で最も大事なのは去り際と去り方 後継者の活かし方、潰し方