円滑な人間関係のコツの一つは、「相手が求めているものを提供する」ことでしょう。
例えば、認められたいという思いが強い人ならば、承認を与えればいいのです。
親子の事業承継の最大の問題は、親子の人間関係の問題であることが多い。
であるならば、事業承継において、後継者としては先代が求めるものが何かを知り、それを与えることで関係が円満に行くのではないでしょうか?
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親子の事業承継で親子関係を円滑にするには相手の欲しいものを与えればいい、と言いました。
しかし一方で、後継者のこだわりとして、今の状態の会社のまま、というわけにはいかないという思いが強いのではないでしょうか。
なんとしてでも、会社を変えていかないと、
・会社の発展は見込めない
・会社を引き継いだ時、後継者自身が苦労する
・親の代のうちに、いろんなことを整理しておきたい
と言った考えが頭の中を渦巻きます。
これはあくまで後継者側の都合。
先代には先代の都合があるし、求めているものもある。
そもそも、後継者を設定したのは、何のためでしょうか。
お客様のためかもしれないし、
単純に事業を存続させたいだけかもしれないし、
義務感や、責任感からかもしれません。
けど、自分の影響力を残したい、っていう部分も少なからずあるんじゃないかと思います。
もしそうだとすると、社内の体制が一斉に変わっていくと、先代としては「ちょっとまてよ。俺の会社なんだから」という思いが働く可能性が高いのです。
そうやって、親が会社を離さないと、後継者はそこから無理やり奪おうとしたりします。
結果、親子の確執が生まれ、育っていくのですが。
具体的な対応策は、ある程度先代の望みは真剣に聞く、気を配る、というのがファーストステップだと思います。
先代は、自分の気持ちを言語化するのが得意ではない世代だと思いますので、「それってどういうこと?」「それでどうなればいい?」といった質問を重ねて言語化の手伝いをするのもアリかもしれません。
もちろん全部を先代の言うままにする必要はありません。
ただ、まずはきちんと話を聞く、という事が大事で、そこから先は、個別の判断でいいと思います。
先代は自分の話を聞いてくれるという思いを持ってくれるだけでも、態度は軟化していきます。
いわゆる心理的安全性を社員だけではなく、先代にも提供することで、フラットな議論ができる土壌ができてきます。
先代の思いは、何かをしてほしいという以前に、自分の話を聞き、それなりに敬意を示してほしいと思っているのではないでしょうか。
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