後継者って立場。
プライドがずたずたに引き裂かれませんか?
「ああ、親の七光りね」
「親があったからやってこれたんだろ?」
「お父さんはそんなこと言わなかった」
などなど。
もはやプライドなんて持ってたら邪魔でしょうがない。
そう思うこともしばしばですが、ちょっと待ってください。
実はそれは、何かを変えるタイミングなのかもしれません。
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先日ある出来事がありました。
内容は詳しくお話しできませんが、自尊心を傷つけられる出来事です。
もちろん関係者は、決して悪気があったわけではありません。
私が至らなかったというのが現実。
ただ、プライドを傷つけられて、歯ぎしりする。
それで終わっていいのでしょうか?
別に精神論を語りたいわけではないのですが、少し考えてみる必要があるんじゃないかと思ったのです。
プライドが傷つくというのは、「持っているプライドと、現実の自分にギャップがあるとき」といえます。
なぜなら、まったく気にしないことを言われても、気にしないわけですから。
自分は自分の足で立っているという自覚と自信を持っている人が、「親の七光り」と言われたって心が揺れることはありません。
そういわれて傷つくのは、自分でもうすうすそういうことを認めているからです。
いつまでもプライドという鎧で自分を守るのも一考ですが、プライドなんて他人の一言で崩れ去る脆いもの。
その都度傷ついていたら、身が持ちません。
さて、今回私のプライドが傷つけたのはあるプロジェクト。
それなりにしっかりした価値提供をしているつもりが、認められなかった。
はじめは、こんちくしょう!なんて思ったわけです。
けどもうちょっと大人になって考えてみました。
提供している価値がずれていたのか?
金額に見合った価値ではないのか?
自分の考えは浅かったのではないか?
いくつものチェック項目を頭に浮かべて出した結論はこんなものでした。
今までやっていたことは、それなりに自信を持ってやってきた。
ただ、やっぱりどこかしら足りない部分や、これでいいのか?という思いはあった。
じゃあこの機会にすべてを見直そう・・・と。
で、紙と鉛筆もってカフェに引きこもって考えてみました。
その結果、どうやらそのプロジェクト、そろそろ見直しのタイミングだったのかもしれない。
そんなことよりなにより、その根底にあるミッションにそぐう行動ができていなかったことに気づきました。
はい。抜本的な見直しです。
きっとその出来事は、そういった見直しのタイミングを教えてくれていたのかもしれません。
日々、ムカつく言葉や態度を向けられることはあります。
それに対して、脊髄反射的に怒り、歯ぎしりして終わるのももったいない話です。
その時に自分に問いかけてみてはいかがでしょうか。
この悔しさを今経験していることが、何かを教えてくれているとしたらどんなことだろう?
答えが見つかることもあれば、見つからないこともあるでしょう。
それでも考え続けることで、目には見えないタイミングをつかむことができるかもしれません。
そんな考え方で、あなたを傷つける言葉や出来事をとらえてみてはいかがでしょうか。
悪い提案ではないと思いますが、いかがですか?
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