後継者

親の会社を継ぐ後継者は「リスクをとる」という事を検討してみよう

親の会社を継ぐ後継者。
今の状況に満足している人は多くはないと思います。
そこで変化を求めていろんな学びをされていると思います。
それでも思ったように変わらない、としたら、ある部分をチェックしてみていただければと思います。

そのある部分とは、「あなたはリスクをとっていますか?」という事なんです。

 


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親の会社を継ぐ技術

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後継者が変化するという事はリスクが生じるという事

変わりたいけど変われない後継者

後継者の責任って、親から引き継いだ会社を守り受け継ぐことというイメージが強いと思います。
それはすなわち、親が作った事業を守るという事。
言葉から受ける印象は、「動かない」というイメージが強いかもしれません。

しかし、後継者の多くはその状態では納得がいかない。
しかも、会社は変わらなければなかなかうまくいかない。
そんな心の綱引き状態ですね。

一方で、そこそこ安定している今の状態に、微妙に馴染んでしまってることもあるんじゃないかと思うのです。
すごい大改革をやるぞ、という決心ってなかなかわかない。
けど、自分の人生はもっと変わってほしいと望んでいたりもします。

言葉で書くと、変わりたいけど変われない状態がなんとなく見えてきたりします。
後継者は、変わりたいけど変われない人、けっこういるんじゃないかと思います。

衝突なくして変化する道はあるのか?

そして、出来る限り衝突(人との衝突、これまでの慣習との衝突、自分の壁との衝突)を避けて、人生爆上がりする方法を探しがちです。
私自身、30年くらいそんな方法を探してきましたが、どうもそういうものってよっぽど運が良くなければ出会えない。
ほとんどの人は、何かしらの衝突を経験して、変化を起こすしかないんじゃないかと思うのです。

もし、「思うように人生が動かない」と思っている人は、そういう「衝突」をことごとく避けてるんじゃないかと思います。

何かとぶつかってでもやってみようという思い

後継者が変化する方法

実は、会社であれ、自分の状況であれ、何かを変えようとするとき、やはり一定程度の負荷はかかる前提で見たほうがいいと思います。
逆に、何か負荷がかからないことに関しては、大した結果は得られない、という意識を持っている方が良いと思います。

ブレイクスルー、壁を破る、なんていいますが、そういった何かを超えていくようなエネルギーというのは必要なんじゃないかと思います。
たいてい、やりたくないなぁ、とか、これだけは避けたい、と思っていたことにチャレンジすると、変化が起こります。

後継者の元に起こる変化

変化が起こり始めると、まずはだいたい困ったことが起こります。
なぜかというと、新しい体験で、不慣れなことに接するからです。
あるいは、今までのレベルより少し高いレベルの状況でもまれるので、今までのレベルの自分にとっては大変に感じることが多いのです。

しかし、それを一つ一つ丁寧にこなしていけば、かならず慣れてきます。
初めは大変だったことが、いつしか当たり前の事になります。
そうなれば、自分のレベルアップは完了です。

そしてレベルアップした自分が行う行動は、当然、今までと一味違います。
結果として、そこから得られる結果も変わってくるのです。

だからまず最初の一歩は、壁に立ち向かうこと。
ぜひ、チャレンジしてみて下さい。

 


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