後継者

後継者よ、大志を抱け!?

親の会社を継ごうと、家業に就く後継者。
まあ何かと悩みは多いわけです。
自信もないわけです。
でもって、自信がないから足踏みしてしまう。
けど、足踏みするのは自信がないからではありません。

もう一度言います。
自信がないから、足踏みしてるわけではないのです。
なぜならば・・・

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たぶん、今までの人生の中で、自信がないとはおもいつつ、やってきたことはたくさんあると思います。
うまくいったこともあれば、上手くいかなかったこともあるでしょう。
それでも、やることはやった。
止まらなかったから、自信がなくても結果はどうあれやり切ったことがたくさんあるはずです。

つまり、やる、やらない、は自信の有無とは関係がないんです。
自信がないからできない、というのは言ってみれば「やらない」理由付けなんですね。
言い訳をしてるわけです。
え?誰に言い訳してるかって?
それは自分に対してです。

つまり、やりたくない、ってのが本音じゃないでしょうか。
やりたくない理由を、自信がないせいにしてちょっとだけホッとしてるんです。
で、なぜそんな風に前に進めなくなってしまうのか。
それはとっても簡単な理由です。
「ヤリタイ」と思う気持ちが足りないんです。

そりゃあ、現場は大変です。
誰も自分を応援してくれていないかもしれない。
誰も自分を理解してくれない。
誰も協力してくれないかもしれない。
こんな状況で、ヤリタイと思う気持ちなんて出てくるはずもない。
それはよーくわかります。

 

けど、その原因の一つは、自分がやろうとすることがあまりに小さすぎるからなのかもしれません。
親の会社を引き継いで、安定して存続させる?
全然面白くないですよね。
そこに楽しさも見出しにくければ、ワクワクもしない。
むしろ、会社のために自分を犠牲にして頑張ってるみたい。
だから無理しないといけないし、がんばらないと、やっていけない。
その気持ちがプツンと切れたとき、もう自信がない・・・って一歩も進めなくなるんじゃないかなぁ、と思います。

 

ところで、先日ある記事を目にしました。

日本企業の99.7%、国内雇用76.8%を占める中小企業は、まさに日本経済の顔と呼ぶべき存在。

Forbes「日本企業の99.7% データでみる「中小企業」の現在地」

記事自体は直接このブログとは関係ありませんが、このデータをみて何を感じますか?
まあ似たような数字はいろんなところで見かけると思います。

日本企業の99.7%、雇用の76.8%を中小企業がたたき出してるという現実。
これ、すごくないですか?
トヨタとか、メガバンクとか、そんな大企業じゃなくて、日本の経済を牛耳ってるのは中小企業。
でもって、その一翼を担うのは、あなたや私です。
後継者ということは、これからその中小企業のパイロットとなる存在です。
どこへでも飛んでいけるし、日本の経済を構成する一部です。

手っ取り早くいうと、あなたの行動が日本の経済の一部を動かしてるわけです。
政治家を批判するとか、少子高齢化に戦々恐々とするとか、世の中を憂うこともできますが、それを変えることもできる立場です。

実は、このブログもそうなんです。
このブログを読んで、「頑張ろう!」と思える後継者が一人でも増えれば、その人の活動は日本経済に影響を及ぼします。
一人一人の効果は小さくても、そういう人が100人、1000人と増えていけば日本は変わります。
ちっさな会社をやってるだけの私のようなオッサンでさえ、そんなことを考えてたりします。
そんな輪がちょっとずつでも広がっていくと、たぶん、日本は変わるし、世界も変わる。

ま、普通の人から見たら、「こいつ、あほちゃうか」といわれるような話です。
そもそも地方の無名で、何の実績のない私がこんなこと言ってる時点で「あほ」です。
が、そんなあほが増えれば、それがスタンダードになります。
そんな、あほな人たちをファシリテーションするのが、ワタシだとしたら。
そんな立場にたてたら、面白いなぁと思うわけです。
自信?
あるわけないじゃないですか。
なんの後ろ盾もないちっぽけな人間ですから(笑)

けど、そういうところに視点を置くと、今まで何と小さなことに悩んでたのか?と思うわけですよ。
だから、会社を継ぐとかいう小さなことにこだわらず、この立場を使って、日本、世界を変えるにはどうすればいいか?
そんな風に考えると、すごーく楽しくなると思いますよ。

で、そんな思いを共有する場として、後継者倶楽部ってのを作ってます。
一つは、つまずきそうな人たちをみんなで引き揚げてあげようよ、と。
そしてもう一つの目的は、99.7%の方々のモチベーションを一つにまとめて切磋琢磨できたらいいなー、なんて思っています。
良かったら、以下のリンクからご確認くださいませ。

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