親の会社を継ぐ後継者は、孤独になりがちです。
会社の中では、「社長の息子」という事で、社員さんとはどことなく壁を感じがち。
また、社内でホンネを吐露するというのは難しい事が多いと思います。
じゃあ社外にそんな相手っているでしょうか?
気の合う後継者と飲みに行けば、愚痴は言うけど、前向きな話ができないとか、
前向きな話はしてるけど、気合だけで具体的な話がしにくい、
なんてことがあるかもしれませんね。
そんな時はどうすれば良いのでしょうか?
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これは後継者に限ったことではないのですが、経営者って、意外と外で経営の話はしないものです。
経営者同士の飲み会でも、バカ話で盛り上がることはあっても、案外経営の具体的話に切り込むシーンは少ない。
とはいえ、みんな経営者が悩んでいないかと言えば、そんな事はありません。
誰もが悩みの一つや二つ抱えてますし、
これからやろうとすることに対して不安も持っています。
じゃあどうすれば良いのでしょうか。
シンプルに言うなら、「経営の事で相談したいんだけど……」とめぼしい経営者に声をかけることがスタートです。
そこで、相談相手を選ぶに際して、気をつけたい事を以下にご案内します。
①「俺が正しい」というタイプではないこと
経営者って、自分の個性だけでやってる人、けっこう多いです。
俺が、俺が、の人に経営の相談なんてすると、持論を押し付けられて、
「そんなことで悩むなんて馬鹿だ」と言わんばかりに責められて終了になりがち。
実力はあるのでしょうが、その人のやっていることは再現性がない事が多く、その人にしかできないのです。
②相手の話をキチンと聞ける人
もっとも重要なのは①と反対と言えるかもしれないですが、相手の話を聞ける人。
あなたの話をしっかり聞いて、それに対するフィードバックをしてくれる人であることが大事です。
あるいみ、フィードバックが出来なくても、聞いてさえくれればあなたは「話す」ことで整理できたりしますから有用です。
大事なのは、誰かに対して語るという事です。
③俯瞰できる人
あなたの業種や業態、事業規模などを鑑み、そういった視点で意見が言える人であることが大事。
④勉強熱心な人
様々な世の中の事を学んでいて、自分の知見を超えたアドバイスをもらえる相手だと理想的です。
色々と書きましたが、一番大事なのは、あなたが語ることを、ちゃんと聞いてくれることが最も重要です。
そんな友人をつかまえて、1~2時間お話をして見てほしいと思います。
すると、一人で考えていたときからすると信じられないくらい話が広がっていくと思います。
こんなパートナーというか、朋友を社外で見つけるよう意識して見てください。
すぐには見つからないかもしれませんが、必要な時に、あなたの目の前に現れたときに、しっかりゲットできるような心構えをしていてください。
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