出来ない後継者とやり方がわからない後継者

後継者・跡継ぎ・二代目社長って、けっこう悩みが多いのですが、その悩みに関する検索量は案外少ないように思います。
それはどういう事なんだろう?……と思っていたのですが、なんとなくわかってきました。
それは、「後継者・跡継ぎ・二代目社長なんて務まらない」というところに結論が行ってしまい、そう考える理由がわからない状態なんじゃないかと思うのです。

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きっと、このブログに到達した方は、何かしらの悩みに対する思いを「検索」したのではないでしょうか。
だからこういった、事業承継や後継者・跡継ぎにかんする情報にぶち当たったわけです。
しかし、案外ほとんどの人は検索さえしません。
事業承継における後継者・跡継ぎの悩みは尽きないのに、検索されない。
それはなぜかと考えてみると、どうやら「検索で解決できる問題ではない」と考えているのではないでしょうか。
もっと言うなら、「ムリ・出来ない」という前提に立っている状態ではないでしょうか。

多くの事柄において、「出来ない」というのは、「やり方がわからない」という状態です。
後継者・跡継ぎの人に関して言うならば、親の会社を継ぐなんて言うことのやり方がわからないという状態なんじゃないでしょうか。
経営するというと、税務・会計、資金繰り、マーケティングや戦略策定、社内のマネジメント、社会保険の手配や各種制度の確認、営業や販売戦略など、あまりにも広範囲の知識が必要です。
それ以前にも、商品や製造技術、仕入れや業者・金融機関との付き合い方、手技の訓練だったり、各種取扱商品・サービスの周辺知識など、膨大な量の学びが必要となります。
企業におけるいち担当者なら、その分野だけを学べばいいから、その分野の知識を検索すると思います。
しかし、後継者・跡継ぎとなると、様々な問題が一気に押し寄せてきます。

そうなるとオーバーフローになってしまい、もはや検索で解決できる問題ではなくなってきてしまうのかもしれません。
なにしろこう言った、業務上の知識のみならず、私たちには先代や社員との人間関係の問題も緊急のテーマとして押し寄せてくるのですから。

こういったときに大事なのは、物ごとに優先順位をつけて、一つ一つ解決していくことです。
しかし実際のところ、このような状態に陥った後継者・跡継ぎは、見えない不安にさいなまれ、一歩も進めない状態になっていることが多いのです。
あれもこれもやらなきゃいけないのに、どれも、何一つできていない現状に悲観してしまうのです。
だから、将来が見えなくなって不安や恐怖だけをただひたすら感じ、震え、前に進めなくなってしまいがちです。

ここで確認しましょう。
前に進めないのはできないからではなく、やり方を知らないからです。
なのにそれを誰も教えてくれないわけです。
そりゃあ、事業承継なんて経験するのは普通は一度きり。
誰も経験者がいないから、導いてくれる人がいないのです。

そういう時には、まずは「不安や恐怖を感じながらでも前に進もう」と決めることが大事です。
私たちは、不安を感じながら行動するという事ができるようになっています。
ドキドキして、なんだか落とし穴にはまりそうな心細い気持ちかもしれませんが、前に進んでしまえばこっちのもの。
私たちは往々に不安や恐怖を高く評価しがちです。
しかし進んでみれば何とかなるもの。
一つ一つ解決していくと、数年後、自分にもできたという安堵感とともに振り返ることができるでしょう。
コツとしては、未来のことを考えすぎないこと。
今目の前のことだけに集中してみてください。
今の積み重ねが未来なのですから。

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