後継者

後継者が新たなビジネスモデルを思いつかなくて困っているなら

親子経営の後継者にとって、会社の事業変容は待ったなしの事もあろうかと思います。
ただ一方で、最近のビジネスは複雑です。

単に、物を売って、買って頂くというものでもないし、
つくって出荷するというだけでもない。

サービスを受ける人と料金を払う人が異なるパターンも結構あります。

しかし、そんな難しいこと、なかなか考えられないなー、という後継者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時どうすれば良いのでしょうか。

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親の会社を継ぐ技術

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年々、世の中のビジネスモデルは複雑化してきています。
たとえば、ウォーターサーバーの会社は、ウォーターサーバーを無料で設置し、お水の継続提供でビジネスを成り立たせています。
一昔前なら、サーバーも買ってくださいというところだったのでしょうが、世の中それでは売れなくなってきているからでしょう。

Google等はわかりやすくて、Gmailなどの便利なサービスを無償て提供しています。
けどそれを有料化するのではなく、利用者に広告を見せることで広告主からお金を頂いています。

さて、このような秀逸なビジネスモデル、白紙から生み出すって大変です。
もちろん、幾つかのパターンを学んでおくと、ある程度は応用が利きますが、特に、
新しい商品を開発したとか、まだこの世にないサービスを生み出したりしたとき、どのようなビジネスモデルで広げるかは頭を悩ますところ。

もちろん、これらの商品やサービスを公表する時点で、しっかりとビジネスモデルが固まっていることが理想です。
しかし、そうばかりも言えないので、とりあえず身近な人に使ってもらい、実績作りから始めてみてはいかがか?と思います。
そうすると、その試用をしてくれた方との対話が生まれ、そこからアイデアが出てくることがあります。

たとえば、私の場合で言うと、2つのサービスを売り出したいけど、どっちつかずだった時期があります。
しかしよく考えてみれば、この2つのサービスは両方採用頂けると、相乗効果を生むことがユーザーのインタビューから気づきました。
じゃあ、ということで、これらをパッケージ化して、料金の支払い方法に工夫したら、全く新しいコンセプトのサービスが出来たりもしました。

良く、「走りながら考える」と言われますが、時にはそれも大事です。
わからないなら、やり始めてみる。
そして、市場のフィードバックを受けることで、色々と精度が上がっていくことはよくあります。
ぜひ、まずは、世に出してみることから始めてみて下さい。

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