組織が抵抗を起こさない変化のさせ方 ~後継者・二代目経営者が会社を変化させるコツ

組織においても、個人においても、
新しい事を始める、
変化を起こす、
というのは苦痛なものです。

個人で何かを始める時、エイヤ!で始められたとしても、
組織でとなると、必ず抵抗が起きるもの。
その抵抗は、あからさまなあなたへの反抗かもしれないし、
一見、協力的に見えて、実は微妙に抵抗しているような状態かもしれない。

いずれにしても、はじめの一歩は結構大変な力がいるものです。




こんにちは。
中小企業二代目サポーター田村薫です。

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明日からダイエットを始めよう!
食事はこうやって制限して、腕立て伏せと腹筋を○○回、ジョギングもやって・・・。
意志の強い人なら、最短で結果が出せそうです。
しかし、最短でくじけやすいパターンであるのも事実です。
計画を立てたはいいけど、スタートの日は永遠にやってこない(苦笑)

そりゃそうです。
そんな生活を続けられるなら、そもそもダイエットが必要な状態にはなりません。

 

今日からやるぞ、と気合を入れてみる。
しかし、今日はもう遅いし明日から・・・。
そうやって先延ばしをするのですが、その都度心が傷つきます。
決めたことをやらない自分を、自分で責めてしまうわけです。
俺ってやつは…
私ってやつは…

 

そんなことを、二度、三度繰り返すと、もう自分の評価はサイテイなじょうたい。
自分はなんてだらしないやつなんだ。
そんな思い込みから抜けられなくなります。

 

組織においては、そういった事を考える脳が一つではないからややこしい。
リーダーがやろう!と思い立った時、みんな同時に、よし、やろう!と思うか?と言えばそんな都合よくいくわけありません。
リーダーがその気になっても、
「いや、そんなことやっても無駄ですよ」
「バカバカしい」
「自分の仕事ではないから」
等という社員の言葉や態度を読み取ると、リーダーも萎えてきます。
自分の言ってることは間違いかもしれない。
いや、自分に誰もついてきてくれない。
そもそも、自分はリーダーにふさわしい人間ではないのかもしれない。

 

後継者・二代目経営者が良く陥る落とし穴です。
後継者・二代目経営者と違って、創業社長の強さの秘密はこういう部分において、周囲の空気を読まない。
だからこそ、起業して事業をここまで育て上げられたのです。
人の意見に耳を傾けてたら、30年前の状況では起業なんてできませんから。
もし、空気を読む人だったとしても、長年の経験からあえて空気を読まない術を身に着けてます。

だから、グイグイ組織を引っ張ってくることができたわけです。
しかし、それも時代とのかい離がおこり始めてます。
後継者・二代目経営者は、空気を読みながら組織を変革していく事が求められているわけです。

 

じゃあ、どうすればいいのでしょう。
最もシンプルな方法は、軽やかに変化する、という事です。
こんな曖昧な表現では、何のことだかわかりませんね(笑)

もうすこし言い方を変えると、気合いを入れずに変化させていく。
さらに言うなら、気づかれないように変化させる。

 

たとえば、ダイエットの例で考えてみましょう。
食事制限やら運動やら、色んなことを一気にやるには気合がいります。
けど、例えば、食事についてはご飯を減らしておかずを増やそう。
まずはこれだけやってください。

これさえできないという人は、あまりいないんじゃないでしょうか。
食事に関してうちの人の協力が得られないという事なら、毎朝1分だけ負荷の低い体操をする。
朝起きて、うーーんと背伸びする延長で、上半身を回すとか、テレビを見ている間だけでも足上げ腹筋っぽい事をするとか。
どんな小さなことでもいいから、昨日と違う今日を作るわけです。

 

そんなことでは成果は出ないじゃないか、とおっしゃるかもしれません。
そりゃあそうでしょう。
けど、良いんです。
計画するだけで、やり始める前から挫折するよりかは100倍いい。

例えば、社員に会社の経営理念を徹底させたいとします。
何もないところに、これからは経営理念が大事だ―!と声高に話しても、メンバーにとっては何を言い出すのか?という感じでしょう。
じゃあ、まず、その考えを共有するための場づくりをしましょう。
朝礼をやっていなかったら、まずは朝礼をシンプルでもいいからやりはじめる。
朝礼をやる習慣がついたら、そこで短時間でできる事を考える。
それが習慣づいたら、会議をする。
いきなり丸一日の会議というより、15分でも30分でもいいから集まって話し合う習慣を作る。

そうやって、いつもと違う事をやることに慣れていってもらいます。
だんだんと、変化することが習慣の中に取り込まれていきますから、社員の許容度が少しずつ上がります。

まったく同じことを繰り返していた今までとは違う現実に慣れていくのです。

 

はっきりいって、変化の見え方は少しずつかもしれません。
それでも、やっては続かず、やっては続かずよりは、ずっといいと思います。
たとえ、5mmのステップでも、少しずついい方向に向かっているのが大事なことです。

5cm上がっては、元に戻るを繰り返すより着実です。
しかも、ハードルを低く設定すると、継続しやすくなります。

さて、こうやっていつもは変化のなかった組織が、変化を受け入れることが普通になってくると、今度はステップの高さを5mmから3cmに増やしても受け入れやすくなります。
3cmから5cm、5cmから10cmと徐々にそのステップの大きさをあげていくと、あら不思議。
気が付いたら、結構大きな変化を受け入れられるようになっている事があるものです。

 

スタートは、組織の抵抗の受けない小さな変化で。
小さな変更に慣れれば、ちょっとずつ変化を大きく。
もし、会社を変化させるのが難しい、と感じた方はそんな方法を考えてみてはいかがでしょうか。

半年もすれば、予想以上の変化に目を見張ることになるかもしれません。

 

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