八方ふさがりな後継者が現状を打ち破れない理由

同族経営の後継者は、難しい立場にいます。
先代となる親との関係があり、仕事へのモチベーションがうまくコントロールできなかったり。
こっちに行っても、あっちに行っても壁があり、その壁を打ち破れない。
ある日、そういったことがすべて取っ払われて、生き生きと仕事をする自分の姿を夢想するものの、目の前の状況は一向に変わらない。
そんな時、あることを確認してみてほしいのです。
すると、今まで見えなかった問題が見えるようになるかもしれません。
そのある事とは・・・?

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前に進もうとしても、何かが立ちはだかる。
後ろに下がろうとしても、それができない理由がある。
右を見ても、左を見ても、どちらにも行けない壁がある。

まさに八方ふさがり。
私にも経験があります。

会社を変えたいと思って、動こうとすると先代の眼に射られる。
今ある環境で自分を伸ばそうとしても、どう見てもうまくいくとは思えない。
もう親の会社なんて辞めて、転職しようと思っても今更感がある。
けっきょく、何をやってもうまくいく実感がなかった時期がありました。
恥ずかしい話ですが、ある朝起きたら、まったく違う異世界にいて、自分に都合のいい状態になってないか?なんていう期待をしていたこともありました。

しかし、幸か不幸か、物事が映画のように運ぶとは限りません。
現実世界を生きるしかないのです。

 

今から振り返ってみると、当時の私は私なりに努力はしていたと思います。
しかし、大事な部分が見えていなかったのです。

 

たとえば、当時、仕事に関する情報収集をしたり、セミナーに行ったりもしました。
本もたくさん読んで、それなりに知識は蓄えました。
時には、夜に、その日買ったビジネス書を徹夜して読みこみ、今日から自分は変わる!と妙なワクワク感とともに朝を迎えたこともありました。

それだけ勉強すれば、自分はこれだけ学んでいるんだ、という自負心は出てきます。
さまざまなことを学び、頭の中はずいぶんと充実しました。
そして、いろんなことのやり方も随分と知ることができました。
自分の内面の整え方も、方法としてはたくさん知っています。
ある意味において、私は変わりました。
それなりに、自分では成長している感があったわけです。

しかし、これだけ”行動”しているにもかかわらず、なぜか状況は大して変わりません。

なぜ状況が変わらないんだろう?
当時は本当にそんな風に思っていました。
それはだんだん、「なぜ自分だけ」なんていうみみっちい考え方になり、むしろますますヤル気がうせてきました。

それが変化したのは、ある知人との会話の中でです。
その知人は、話すことはとても立派です。
そして、義務化されたことはまじめにやる人です。
けど彼は言うのです。
「今のままではダメだから、新しいことをやりたい。あれもやろうと思うし、これもやろうと思う」
そしてその彼は、3年たっても、5年たっても同じことを言ってました。

これが「ヤルヤル詐欺なんだな」なんて高みの見物をしてたのですが、ふと自分に置き換えて考えたとき愕然としました。
彼と同じことをやってることに気づいたのです。

学んで、知って、自分は変わった。
そういう意識を持っていましたが、実は自分の外の世界を動かすような変化はほとんどとやってないことに、その時になってはじめて気づいたのです。
本を買って読んだり、セミナーに言って学ぶことが「変化を促す行動」と思い込んでましたが、そこで学んだことをきちんと実践できてなかったわけです。
重い腰を上げていくつかはやってみたものの、1度や二度うまくいかなければ「これは自分には合わない」と捨てていたわけです。
それで「やった」つもりになっていたのかもしれません。

今から考えると、顔から火が出るくらい恥ずかしい話なんですが、やってるつもりでやってない人、けっこういます。
今の自分でも時折、「あ、努力してるつもりだったけど、外に向けて何もやってなかった」ということに気づくことはよくあります。

 

たとえば、本で学ぶとか、セミナーに行くとかは、ほぼ自分一人の行動で完結します。
ここで終わって満足していたわけです。
他人を動かすとか、他人の前で意見を述べるとか、他人に頼み込むとか、そういう外の世界への働きかけをやり切ったものっていうのが見当たらないのです。
だから、一度チェックしてみてください。
あなたが行動していることはたくさんあると思います。
その行動が、自分一人で完結するものなのか、周囲へ働きかけるものなのかを。

もちろん自分が変わることそのものが、自分の外への影響を及ぼすというのは事実です。
しかしそれでも変わらない環境があるとすれば、直接的な外への働き掛けをどの程度やっているか?ということを意識してみてみましょう。
それもやっているけど変わらない・・・というなら、次のステップとしてはやり方を変える必要があります。

 

私自身が、こういったことに気づいたのは、様々な人との対話を通じてです。
特に後継者という特殊な境遇を持つ人とのコミュニケーションをとる一助として、後継者倶楽部をご活用いただければ幸いです。
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田村の日常

最近、良く夢を見ます。
そして夢の中には、割とリアルな知り合いが登場することが多いのです。
特別親しい人であるとかいうわけでもないのですが、なぜかこの人って感じ。
これはこれでなんだか気になりますね(笑)

夢というのは一説によると、右脳からのメッセージということもあるようです。
右脳は言語を持たないので、イメージで語りかけてくるのだとか。
とすると、こういった人選とか、彼らの立場とかは、何かしら意味があるのかもしれませんね。
・・・しらんけど。(関西特有の言い回しで、自信のないことを言った後「しらんけど」ということで責任回避を意図した言葉)

 

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