親の会社を継ぐ二代目経営者。
程度の差こそあれ、けっこう心理的にきつい状態を経験しているのではないかと思います。
挫折感のようなものを味わうシーンが少なからずあります。
やることなすこと制限がかけられ、社内に味方もおらず、一人孤独の中で戦い、力尽きそうになる。
ただ、これは考えようによっては当たり前なのかもしれません。
なぜかというと・・・
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Contents
少し難しくて新しいスキルを学ぶとき
たとえば自動車の運転
人は何かを学ぶとき、時に挫折感を感じることがあります。
学んでいることが着実に進歩していればいいのでしょうが、たいてい、どこかで停滞するタイミングとかもあると思います。
ダイエットであれば、はじめは順調に痩せ始めたのに、どこかのタイミングでなかなか体重が落ちない時期が来ます。
勉強でも、順調にいろんなことをマスターするものの、今一つ伸びを感じない時期が必ずといっていいほどあります。
何かを成し遂げる、マスターする、というのはけっこう大変なもので、挫折感を感じることがあります。
私に関しては自動車の運転がまさにそんな感じで、教習所で学びましたが、この状態で公道を走ることなんてできないのではないか?という不安しかありませんでした。
公道を見ていても、気軽に運転している人たちを見て、自分があんな風になれるとは到底思えない、という時期もあったものです。
人の成長は一直線にはいかない
昨日もご紹介した図ですが、人の成長は一直線にはいかないものです。
はじめのころはグッと伸びるのですが、ある程度すると少し伸びが停滞する。そこからコツを会得することでさらに新たな伸びが出てくる。
たぶんそういったことを繰り返しながら、高いところにのぼっていくのではないでしょうか。
現実的なのは、下の図です。
二代目経営者は難しいスキルを学んでいる最中?
反対意見の中、前へ進むスキル
ところで、親子経営における最大の問題って何でしょうか。
たぶん、親との確執問題じゃないかと思うのです。
親と日々、激しく対立しあい、その結果周囲に誰も近寄らなくなり、結局、自分がやりたいことも進められない、という最悪のシナリオを辿っている人も多いと思います。
しかしこれ、こんな風に考えてみればいかがでしょうか。
私たち二代目経営者は、反対意見を受けながら前へ進むスキルを習得中である
なんだかちょっと明るい気分になりませんか?
私はこれを単なるお遊びで言っているわけではありません。
というのも、物事は「文脈」を変えるだけでまったく違う経験になるからです。
今の苦しい状況が単なる挫折であるばあい、その先はないわけです。
当然、もうこんな会社なんて辞めたい、と思います。
しかしそれが、練習中、という事であれば、そりゃあ大変だよね、ってことにもなるわけです。
もうシナリオに、「苦労」が組み込まれているから、苦労がやってきても動じることなく対応することが出来そうに思いませんか?
大事なのはこのスキルを学んだ先にあるもの
今の苦労は、スキル習得中の苦労である。
そう考えられるとすれば、大事なのはそのスキルを習得した先にある成果です。
私は自動車の運転を学んだ先に、彼女とのカーデートなんていうことを考えていました。
そりゃあ、多少の苦労なら乗り越えられますね(笑)
経営においても、やり遂げた先の未来像というのがあると思います。
それがいわば、経営理念とかビジョンとかミッションといわれるものに現れているんだと思うんですね。
この時に、やっぱりぜひ見てみたいという未来を持っていると強いんじゃないかと思います。
私たちの苦しみは、理想に近づくためのステップの一つなのではないでしょうか。
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