また叱られてしまいました・・・汗

後継者にとって、先代というのはいつもあなたをしかりつける存在。
そんなイメージ、ありませんか?
私はありました。

実は、昨日もこっぴどく叱られました(苦笑)
しかし、以前のように腹を立てることはありません。
そこに至るために行ったことは、たった2つの事です。

 

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私、会社を引き継いで、もう20年以上になります。
それでも、会社には77歳になる先代がいて、私より奥の席に鎮座しています。
私に無断で、会社の重要な決定をやったりもしてます。
さらに、社員に対して、私より声高に勝手に自分の思い付きの施策を指示します。
それが私の意にそぐわないものであったとしても。

さて、実は社内の状況は、私が最も精神的にきつかった時期と、実はそんなに変わっていません。

 

しかし、唯一変わったのは、そこに対する私の反応です。
つい先日、先代からお小言をいただきました。
私にとっては全く意味のない書類ですが、先代にとっては大事な書類。
これを勝手に捨ててしまった、と激怒されました(苦笑)

 

一つの書類に対する考え方ですら、根本から価値観が違うのですから、そりゃあ確執も起こりますよね。

かつて、私はそんな先代の行動の一つ一つに目くじらを立てて、腹を立てていました。
その結果、常に体と心は緊張状態。
ストレスのあまり、歯ぎしりがひどくなりすぎて歯を折ってしまうくらいきつい状態がありました。

 

けど、今はといえば、マジ切れする会長の言葉を、へらへら笑いながら受け流しています。
少し古い表現ですが、「てへぺろ」という感じですね。

 

よく言えば余裕、悪く言えば不真面目な二代目になってしまったわけです。

そこに至る道は決して平たんではありませんでしたが、私自身はそれなりに楽しくやっているので、ま、いっか、と思っています。
賛否両論ある考え方かもしれませんが、外野が何というおうと、自分で作り出した状況ですから責任を取るのは自分です。
責任を取れない外野の言葉を聞くつもりはありません。

 

もし、こういった状態を作りたい、と思う方がいらっしゃればあるいは参考になるかもしれませんので、その過程を少しお話しします。

まず第一にやったことは、極力、社員とのコミュニケーションを重視したことです。
私が会社をどうしたいか、その中で社員の人たちにどうあってほしいか、という事を様々な形で繰り返し伝えました。
会議とかいう形式ばった形でもなければ、飲み会というくだけた場でもなく、オフィスの雑談の中でです。
これは、会議であれ、飲み会であれ、あなたに合った形を取ればいいと思うのですが、あなたの想いを伝え、それに対するフィードバックを得ることが重要です。

これさえきちっとできれば、会長がどこで何を言おうと、社内は盤石です。
同じ方向に向かう勢力を少しずつ増やしていったわけです。
社外で語ることは、もはやどうでもいい話で(さすがにお客様に違う話をするのはちょっと困りますが)、誰にどう思われてもあまり気にしていません。

 

次にやったことは、自身の思い込みを変えるという事です。
会長(=親)の言う事に自分が従わなければならない、という常識。
先輩(親)は尊重しなければならない、という常識。
これを時間をかけて変えていきました。
その過程で、コーチングのプロのサポートを得ながら、自分の意識改革を行っていきました。

必ずしもプロのサポートが必要という訳ではありませんが、自分にどのような思い込みがあるかは自分ではわからない、と感じたのが私自身の結論でした。
それを気付かせてくれる人が必要だと考えたわけです。

このブログで度々お伝えしていますが、親子間継承における後継者は、ビジネス上の付き合い以前に親子としての関係があります。
私に関していえば、子供のころから習慣となっている、親の言いつけを聞く事が正しいという状況を一旦断ち切る努力をしました。
一定程度の経験を経た後継者にとって、先代とは隷属の関係ではなく、対等の関係を結びなおす必要があると考えたからです。
その関係のリセットを行うことができないから、親の言い分に過剰に反応してしまう状況から抜けられないのです。

 

そこまでいけば、仮に先代が傍若無人な態度を取ったとしても、ただの「痛い人」という事で心の中での処理はできそうですね。
(当社の会長の名誉のために申し上げますと、傍若無人な態度をとる人ではありません、念のため。)

 

やることなすこと否定する、そんなオヤジの事を思い悩む後継者は沢山います。
私もその一人でした。
ただ、ほかの人が同様に否定したとして、先代を相手にした時ほど感情的になるものなのでしょうか。
おそらく、まったくの他人の言葉であれば、議論を戦わせることはあっても、先代に対する感情ほどではないのではないでしょうか。

親だから腹立たしいのは、親子の関係から脱していない事の証ともいえるでしょう。
親(支配)と子(従属)の関係は、あなたが小さなころ、世の中の危険からあなたを守るために、十分機能を果たしてくれました。
大人になった今、その鎖を解くタイミングといえるでしょう。
その時見える親は、今まで見てきた親とは比べ物にならないほど、小さく見えるのかもしれません。

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