今や、AIが大流行り。
はじめのうちは、眉唾的な感じでしたが、だんだんと実用レベルになってきているようです。
けど、これも一般化してくることでしょう。
AIであることが特別でない時代はそんなに遠からずやってきます。
さて、親の会社を事業承継した後継者。
事業承継した時には、ちょっと自信がない。
だから、周囲に迎合しがちではないでしょうか。
私の著書です。
みんながAIと騒いでいるうちは、AIであることが特別です。
しかしそのうち、AIの挙動や作品に違和感を感じる人も一定数いるでしょう。
AIが美男美女の動画を投影し、問い合わせに24時間365日対応してくれるとなると、一方で一定数「生身の人間と話したい」という層が出てきます
その時に、私たち後継者はどっちをとるか、というのは大きな戦略の問題。
事業承継をした後継者というのは自信が持てない場合が多い。
すると、事業承継を成功させるために、後継者が取る戦略は「一般論的戦略」になりがちではないでしょうか。
周囲に溶け込むことで安心してしまいがちではないかと思います。
しかし、事業承継のみならず、イマドキ会社の経営はとても難しい。
そんな時に、大企業が取っている戦略を後継者がまねしたところで彼らを超えることは難しい。
すると、まったく一般論から外れた独自戦略を持つ必要があります。
みんなの跡をついていくのではなく、違う道を作るということになります。
事業承継というものを、事業を継ぐことという印象を持ちがちです。
しかしこの時代の変わり目に、そのまんま事業を継ぐとうまくいかないことも多い。
そして、戦略はどちらかといえば、ニッチの方向。
大企業と同じことをやっても上手くいかない可能性が高いからです。
そうなると結構な勇気が必要になります。
そんな勇気を振り絞ることが、事業承継における後継者には必要になってきます。
人と違う道を歩く。
経営に正解はありません。
そんなチャレンジをして見てください。
私の著書です。