後継者

後継者がマイルドに先代の相続対策をほのめかすことができるツールとは!?

後継者として、なんだかんだ言って気になるのが相続対策。
たとえば、自社株を経営に関わらない親類が取得すると、ある日突然その株を買い取ってくれ、なんていわれるかもしれません。
あるいは、株を持っているからと、経営に口をはさんでくるかもしれません。

また、相続の分割についてもいろいろと気になる部分もあるでしょう。

そんな話をしたいのですが、それを親に切り出すとだいたいキレて終了だったり、面倒くさそうに聞いて、最後は無視みたいな感じになる。
けっこうそんな話、あるあるです。

何一つ前に進まない中で、ちょっとマイルドな相続対策をほのめかすツールとして、家系図の作成なんていうのがあるのかな、と思ったりしています。


私の著書です。

関心を持っていただいた方は、画像をクリック。


家系図ってなんやねん!
と思われるかもしれません。
しかし、家系図を作るということは、相続人をしっかりと確認するということにつながります。
たまに、後継者はまったく認識していなかった親戚がいたりすることもあるわけです。
家系図を作るためには、親戚の謄本を一つ一つあげていきますので、相続人を確定していくことができます。

一方で、家系図を作るというのは、あるいみ自意識を満たすものでもあります。
たとえば、一時期ブームになったのが、自分史の作成でした。
数百万円の費用をかけて作成して、ゆかりのある人に配ったりうったりするというのは、なかなかエネルギーのいるものです。
そういったことをやるエネルギーは、自己愛の表れだと思います。

とはいえ、自分史というのを作るのはなかなか大変です。
自分で書くのは大変ですが、ライターを雇ったとしてもインタビューを受けたり、資料を提出したりと大変な作用。
それでちょっと諦めてる人もいるかもしれません。
しかし、家系図というのは基本的に委任状を渡して専門家にやってもらうことが可能。
自分のルーツを知るという意味で、自己愛を満たすことができる場合もあるようです。

先代を後継者が動かすというのはけっこう難しいものです。
ならば、先代がやりたいという思いを持ったことと、後継者が手にしたい成果が上手く一致する方法を探してみる、というのが効率も良いかもしれませんね。

私共では、家系図作成サービスの取次を始めましたので、模式になる方はお問い合わせください。

詳細はこちらから

 

 

 

価格などは2023年9月現在のものです。予告なく変更されることがあります。

関連記事

  1. 後継者・跡継ぎが知っておきたい、組織における「無駄っぽい」ものやこと

  2. 後継者が親に対しての劣等感・罪悪感を認めることで起こる効果

  3. 親子での経営がうまくいく方法

  4. 後継者が人を受け入れるということはどういうことか?

  5. 毒親を毒親のまま置いておくと、後継者・二代目社長は成長が止まってしまう…

  6. 後継者が早い段階で関わるべき仕事 ~後継者は同志を増やそう

  7. 親子の事業承継において後継者と会社が失うものと得るもの

  8. 後継者は自己開示をすれば仲間が集まる!