後継者

後継者は「二者択一」だけじゃない選択肢も意識しよう

後継者からの相談でよくあるのは、二者択一。
続けるか、辞めるか。
先代を追い出すか、自分が去るか。
会社を改革するか、放置するか。

しかし、本当に二つの選択肢からえらbないといけないのでしょうか?


Facebookグループ「後継者・跡継ぎ・二代目社長の交流場」を作りました。
どんなことでも言い合える場所、経営について相互に交流できる場所にしたいと思っています。
良かったら、気軽に申請してみてくださいね。(無料)
https://www.facebook.com/groups/atotsugi

こちらは私のFacebookページです。よかったら、いいね!フォローお願いします。
時々ライブ配信とかやってます。

https://www.facebook.com/kaorutamura.kt

 

関心を持っていただいた方は、画像をクリック。


人は、問題を眼にしますとどんどん視野が狭くなっていきます。
結果として、AかBか?
白か黒か?
アリか?無しか?
みたいな、極端な二元論を展開しがちです。

 

たとえば、職場が嫌だから、辞める?辞めない?みたいな感じですね。

けど、落ち着いて考えてみれば、もっと違う解決策も出てきそうなものです。
親との仕事が嫌ならば、どうにかして距離をとる方法を考える。
すみわけする方法を考える。

親が自分の思いを受け止めてくれないなら、そこについて思考から切り離す。
あるいは、そもそもそんな期待しない、というのもあります。

 

こういうと、「そんなふうにはできない」という人が多いです。
けど、自分をコントロールできないから、他人をコントロールしようというのは多分順序が逆なんですね。
だから、自分をコントロールする、という可能性の高いものにチャレンジしてみるべきじゃないかと私は思っています。

かといって、何でもかんでも我慢しろ、と言うつもりはないわけです。
我慢してるわけじゃないけど、気にしない、というメンタリティを獲得すればとてもヘルシーです。
そうはいっても自分のこだわりだから、という人もいるかもしれません。
けど、そんなこだわり、人と人とのかかわりの中では次々と打ち砕かれるものです。
こだわりを打ち砕かれてもなお、自分らしさを表現できることに、自分のアイデンテティを発見できるんじゃないかと思います。

ちょっとふわふわした話になりましたが、我慢せず受入れる、ということを意識して見てください。
これは、過去にも何度か書いた、「積極的あきらめ」です。
消極的なあきらめと違うポイントは、自分が前に進むための諦めであるということ。
それは過度で、自分勝手な期待を自分の外に抱かない、ということ。

そうすると、たくさんの選択肢が見えてくるはずです。
1対1の人の問題から、そこを形成する「場」の問題に映っていくことになるんじゃないかと思います。
そんな事をぼやーッと意識しながら見ていると、ちょっと違う世界が見えてくるんじゃないかと思います。

 


Facebookグループ「後継者・跡継ぎ・二代目社長の交流場」を作りました。
どんなことでも言い合える場所、経営について相互に交流できる場所にしたいと思っています。
良かったら、気軽に申請してみてくださいね。(無料)
https://www.facebook.com/groups/atotsugi

こちらは私のFacebookページです。よかったら、いいね!フォローお願いします。
時々ライブ配信とかやってます。

https://www.facebook.com/kaorutamura.kt

 

関心を持っていただいた方は、画像をクリック。


関連記事

  1. 後継者の親への恩返しと恩送り ~事業承継は誰のためかを考える

  2. 後継者が親である先代とうまく付き合えないときこの前提を変えてみると見え…

  3. 経営に縦筋を通す

  4. 後継者は一度「辞めたい」と思うと「辞める理由」を探し続ける

  5. 後継者はどこにいるべきか?

  6. 後継者が先代との議論が紛糾したとき、試してみたい方法とは?

  7. 跡継ぎというのは職業というより生き様

  8. 後継者がぶつかる問題は自分のレベルアップのタイミングのシグナル