後継者

後継者がリーダーとして活躍するために必要な考え方

親の会社を継ぐ後継者がリーダーシップを発揮するためにどんなことをすればいいのでしょうか?
古い昭和のリーダーシップで言うなら、「俺についてこい!」とばかりにグイグイ引っ張る。
圧で押さえつける。
そんな感じでしょうか。

しかし、本当に大事なことは別のところにあるのではないでしょうか。


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どんなことでも言い合える場所、経営について相互に交流できる場所にしたいと思っています。
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私もこの年になると、会社ばかりではなく、色んな会の役員になることがあります。
会社と違ってそういう会は、給料が出るわけではありません。
ですから、何か仕事を頼むというのは、なかなか気が引ける部分があります。

しかし、そういう思いを持つ自分とは裏腹に、メンバーの人たちはちょっと違った感覚を持っているような気がすることがあります。
それは、メンバーの人たちは楽をしたいというより、自分の能力を使って、誰かの役に立ちたいと感じているようなのです。
これは恐らく会社でも同じです。

つまり、親の会社を継ぐ後継者のリーダーシップで大事なことは、社員やメンバーに楽をさせることではありません。
また、親の会社を継ぐ後継者のリーダーシップは、自分が誰よりも頑張ってみんなにその姿を見せることでもありません。
じつは、親の会社を継ぐ後継者のリーダーシップは、活躍したいと思っている社員の人たちの才能を引き出し、人の役に立てる場を作ることじゃないかと思うのです。

たとえば、人前で話すのは苦手だけど、コツコツとした仕事ができる人がいるとします。
この人は比較的裏方でのコツコツ仕事はしっかりとやってくれます。
しかし、そういったコツコツ仕事は、お客様や第三者からのフィードバックを受ける機会があまりない。
ならば、彼らへの感謝の気持ちを社内であれ、お客様の声であれ、彼らに届ける仕組みづくりが必要になってきます。

これが、社員の才能を人に役立てる場を作るということです。
後継者のリーダーシップのうち、最も大事なものの一つではないでしょうか。
そうすることで人が育ち、仕事を歓びとすることができるのではないかと思います。

後継者自身が頑張ることも大事ですが、社員が光る仕組みを作ることこそが、後継者のリーダーシップなのではないでしょうか。」


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