後継者がプライドを捨てても教えを請うべき人の三つの基準

後継者って、結構いろんなことを言われます。
やたらと上から目線で教えたがる熟練の経営者、いつまでも半人前扱いする先輩や上司。
まぁ、面倒くさい人間関係がそこにあるわけです。
だから、ある程度経験を重ねた後継者は、ついついツッパってしまいがち。
私たちにもプライドがあります。
けど、それが私たちの成長の妨げになることもあるように思います。

こんにちは。
中小企業二代目サポーター田村薫です。

なにかと周囲の好奇の目にさらされ、常に過小評価をされがちな後継者。
そのような状況にあっては、小さなプライドを守るために、ついついツッパってしまいます。
え?もちろん、私もそうです。

何か批判的なことや、わかった風なことを言う人が目の前に現れると、うんざりした調子でこう答えます。
「あなたの言う事はわかります。でもね・・・」
もう少し利口な後継者の場合は、無用の争いをしないために、そんな思いを口にさえしないかもしれませんね。

 

ウザいアドバイスは、ウザい。
こればかりは、なかなか受け入れられません。
そこは無理してかしこまって聞かなくてもいい。
私はそう割り切っています。

 

けど、時々現れるんです。
こういう人が。

例えば・・・

自分より多くの経験値を持った20歳代の若者
自分がやりたいことを自分よりうまくやっている10歳も年下の経営者
あんな風になりたいな、と思えることをこともなげに実行しているやはり起業間もない女性
ちょっとかわった風情だけど、考え方がビッグな学生さん
自分ができないことを軽やかに実践する主婦起業家
生きざまに共感できる80歳代をまじかに控えたビジネスマン

などなど、世の中には参考にしたい人は沢山いるわけです。
仮に彼らが、ビジネスの世界で圧倒的な成果をまだ上げていなかったとしても、その方の。

 

人間、だんだんと年を取るとガンコになると耳にします。
私も40歳代も後半に差し掛かり、周囲からはガンコ者といわれることが少なからずあります。
が、そんなガンコおやじでも、自分にないものを持った人には心惹かれるものはあります。

そんな時には、頭を下げて教えを請う事は躊躇しません。

 

それが、男性であれ、女性であれ、そのどちらでもない人でも関係ありません。
年上であれ、年下であれ、同世代でもやはり問題ではありません。

 

そこに自分が求める何かがあるならば、教えを請う事に変なプライドは邪魔なだけです。
どうせ親子の関係では捨てきれないプライドがあるなら、その時にはそのプライドを大事にすればいいと思います。
しかし、そのプライドを捨てても、他人から学ぶべき時もあるのではないか、と私は強く実感しています。
その相手を、私は次の三つの基準で見ています。

①その方が、共感できる人か否か。

②その方の経験や振る舞いが、自分の成長に与える影響があるか否か。

③その方が、直に会える人かどうか。

 

まず一つ目は、共感できるか否か。
共感できなければ、その方から何かを学ぶというのは難しいからです。
二つ目は、その方の経験や生きざまにフォーカスしています。
今の現在のスキルや仕事の結果は度外視です。
というのも、完成されたノウハウを学びたいなら、そういうセミナーに行けばよいのです。
しかし、その人の生きざまに惚れなければ、学びの対象とするのは難しい。
ま、自分勝手な基準ではありますが(汗)
三つめは、やはり遠くのヒーローよりも、近くて会える人のほうが励みになります。

 

小洒落た表現をするなら、「メンター」といえるのかもしれません。

同じ業界や同じステージにいる人から、技術や知識を学ぼうとすることもとても大事なことだと思います。
一方で、どんな風に生きるか?という事を学ぶには、実は年齢や経験は関係ないんだと思います。
常に教える人がいて、学ぶ人がいるというより、
時にその人から教わり、時にその人の手本となるという関係がもてる人と繋がりたいものですね。
それがSNSという環境で始められるのですから、良い時代になったものです。

私はそんな方々から、モチベーションを頂いています。

 



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