後継者

同族経営は本当に悪なのか?

ジャニーズ事務所問題や、ビッグモーター問題など、テレビをにぎわせている企業の中心に創業者ファミリーがいます。
ジャニーズ事務所も、ビッグモーターも、同族経営だからガバナンスが効かない、という話になっているように感じられます。
これを聞くたび、親の会社を継ぐ同族経営の後継者は、胃と耳が痛くなってくるのではないでしょうあ。
しかし、同族経営=悪のような構図は、少し早計なように思います。


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あるアメリカの調査では、生産活動における企業の環境負荷低減にかんして、その取り組みについて同族経営と非同族経営を比較したものがあります。
結果、同族経営の企業のほうが、スコアがよかったという結果が出ているそうです。

震災や、豪雨などの非常事態において、いち早く救援物資の提供などを申し出ている企業は、同族経営の会社が目立った印象を受けます。

これらの理由に、同族経営というのは会社=家ということで、長期での存続を視野に入れていることがあるでしょう。
さらには、決定権が一部に集中しているからこそ、迅速な決断が可能になってきます。
とくに、売り上げや利益に打撃を与えるような決定を迅速に行えるのは、同族企業の権限が一点に集中していることが必要です。

けっかとして、同族会社は、良い時もあれば、悪い時もある。
特徴として、権限が一部に集中し、その歯止めが効きにくいという者があります。

つまり、同族企業そのものの良し悪しを議論するのはナンセンス。
これは自動車が、便利な道具にもなれば、人を殺める今日気にもなるというのと同じなんです。
マスコミは、とくに「甘い汁を吸っている」という印象を同族企業経営者につけ、庶民との対比で怒りをあおっているという構図があるのではないかと思います。
もちろん、ジャニーズ事務所やビッグモーターそれぞれ個社においては悪いことをやっていたのですが、それは直接同族企業の問題というわけではない。

最終的には、経営者・後継者の資質の問題、ということになりそうです。

こういった事件が起こるたび、同族企業の後継者は肩身の狭い思いをします。
しかし、どうかこれぐらいではへこたれないで、自信をもって後継者をやってほしいと思います。
そして、自信の人格を磨くことを念頭に置いて頂きたいと思い明ます。


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