後継者

後継者と商習慣 親の会社を継ぐ時には前提を疑ってみる~そのために必要な事

親の会社を継ぐとき、後継者は何に注意すればいいでしょうか。
そのまま引き継いで、会社がうまくいきそうな気配があればそれはそれでいいと思います。
しかし、会社の様子があまりよくない場合は、少し課題を見ていく必要がありそうです。
その課題を抽出するためには、物の見方の転換が必要となります。
そのために必要なことは何でしょうか?

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古くから商売を営む商売人さん。
この人たちにとって、たとえば「安い」ことは価値でした。
松下幸之助さんの「水道哲学」という有名な経営哲学があります。
それは、物が不足している時代でしたので、物を大量に作り、供給することで、物の値段が下がってくる。
水道は、の水を飲んでもタダなのは、潤沢にあるから。
だから、物を潤沢に提供すれば、物は安く手に入れられるようになるという考え方です。

物がなかった時代は、安さそのものが価値。

そして昭和の時代を生き抜いてきた商売人は、みなとにかく安くすることでお客様に喜んでもらおうとしました。
その感覚が私たちの親世代に息づいています。

そして今はどうかというと、実は安さそのものが価値となることは確かにあります。
しかし、他の価値の提供の仕方があるのではないか?という事が今の時代は必要なのかもしれません。
というのも、すでにモノ余りの時代に来ていますから、どんな価値をもって顧客に選んでいただくかを考える必要があります。
単純に商品の付加価値を上げるという事も大事です。
ただ、これでは大手企業に勝つのは難しい場合もあります。
であるなら例えば、特化戦略をとるとか、尖った特徴を持たせるのも一つの方向でしょう。

あるコンサルタントは、顧客との関係性の中でその価値を訴えていく方法を提示しています。
【参考書】

いずれにせよ、かつては値段が価値であったけど、それではない時代が今であるとも言えます。

実はこういった価値観の転換はいたるところで起こっています。
お客様一人一人に丁寧に接することが価値だったかもしれませんが、今はお客様にやっていただくことで手軽に手続きが終わるというのも一つの価値かも知れません。
なんにせよ、様々なジャンルでお客様の感覚は変わっていますので、私たちも親の会社の引継ぎの中で、様々な前提を疑うことがとても大事なのではないかと思うのです。
是非ご検討賜ればと思います。

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