後継者に限らず、人を説得して動かそうというシーン、結構あると思います。
まあ短期的にはそれもアリかもしれません。
しかし、説得がは納得を産むことは思った以上に少ない。
よく考えてみてください。
私たちが逆に説得を受ける立場だったとして、自分が持っている信念をそう簡単に変えることができるのでしょうか?
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親子の確執というのが、親子の事業承継では必ずと言って出てくるキーワード。
このキーワードに対して、多くのアドバイスは「話し合いをせよ」といいます。
しかし、その話し合いの中身とはどんなものでしょうか?
たぶん、「相手を説得して、自分の思いどおりに動かしたい」という事がベースになってはいないでしょうか。
ということなら、きっと相手も同じことを考え、お互いが譲れないなか正面衝突を行うことになるのではないでしょうか。
そこで、ひろゆきばりに論破しようとするわけです。
で、論破された相手は、「私が間違っていたのであなたに従います」となるでしょうか。
まず無理というか、感情的には「ぜったいに、お前のいう事は聴かない」なんて意地になる可能性のほうが高そうです。
私たちは社会人の皮をかぶっているとき、論理的でありたいとは思うのですが、人間は論理で理解したとしても身体がそこについていくかは別物です。
つまり、頭で理解しても、人は行動変容できないという事です。
それは例えば、
・身体に悪い手お思っているけど辞められないたばこ
・週に一度は休刊日を、と思うけどできない禁酒
・本当は一度でおきたほうがスッキリするはずなのにしてしまう二度寝
・早く寝なければと思うけど、ついついSNSをぼんやり見ながら夜更かししてしまう
・早くやったほうが楽なのになかなか手につかない宿題
といった誰しもが経験のある事を思い浮かべれば明白です。
私たちは自分ではできないことを、相手には強要しがち。
「自分は後継者難だから、従って当然」
という考えもあるかもしれませんが、そういうマネジメントは現代人には通用しないと思います。
ならば時代に合わせたマネジメントをとらざるを得ません。
それは人間の特性に合わせたマネジメントをとるという事。
もちろん、私たちの思いを理解してもらうことは大事です。
しかしそこに加えて、社員や先代が動きたくなる仕掛けをしていく必要があります。
あるいは、お互いが納得できる譲れないポイントを尊重する必要もあるでしょう。
そんな調整をしながら会社をまとめていくのが、後継者の難しさでもあり醍醐味でもあるのではないでしょうか。
人は理屈で動かない。
常に頭の片隅に置いておくことをお勧めします。
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