私自身が後継者として、ちゃんとできていなかったな、と後悔していることがあります。
それは、色んなチャレンジをできていなかったこと。
ともすれば、親の会社はそれなりに売り上げもあるわけで、普通に過ごせば普通に給料がいただけたりします。
だからついつい、日常に流されて新しいことにチャレンジする数が増えなかったりします。
周囲の起業家の手数の多さを見ると、なんとも十分じゃなかったな、と反省することがあります。
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後継者は勉強熱心です。
後継者同志の話では、色んな最新のビジネス用語が飛び交ったりします。
古株の経営者ではわからない用語ばかり。
それはそれで居心地がいいのですが、その学んだことをどこまで実践できているかというと、私の場合は反省することしきりです。
どうしても切羽詰まった感がないことも多く、ついつい今までの日常に流されがちです。
そんな中で、自分がやることは「そこそこ大きい事」を狙ったりすることも多いのではないでしょうか。
大きいことを狙うなら当然準備には時間がかかる。
そうやって、準備しているうちに、日常業務に流されてそういったチャレンジができずに終わっていること、なかったりはしないでしょうか?
忙しさだったり、先代の不理解を盾にして、できない理由にしたりはしていないでしょうか。
起業家の人たちを見ていると、本当に手数が多いと思います。
上手くいかないことがあれば、すぐに改善案を出してくる。
ずっと同じことを続けるようなベースがないから、毎日が新しい行動の連続。
やっぱり、事業がすでに成り立っている後継者とは、時間の流れが違うようにも感じられます。
そんな中で、私たちはやっぱり、何かをカタチにしていく必要があります。
それは会社のためでもあり、自分自身の能力や実績作りのためでもあります。
大きなことを、次々とする必要はないと思います。
そんなに大上段に構えなくていいんです。
小さな変化を作ってみてほしいと思います。
たとえば、事務のステップをほんのちょっと変えたらよくなるんじゃないかとか、
営業において一番初めにこれだけはお客様に伝えようとか、
朝礼で毎朝社内での課題を一つ取り上げるような習慣を作るとか。
そんな事でさえ、継続するのは難しい。
しかし、ちゃんと継続できれば、それは力になります。
大ナタを振るう前に、たくさんの小さな事例を経験し、力としていただければと思います。
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