跡継ぎはたまには会社を休んでみよう

私の知る限り、跡継ぎの人はまじめです。
たぶん、ほとんど会社を休んだことないんじゃないですか?
私も、以前は40℃の熱が出ても普通に会社に行ってました(苦笑)

なぜか休んじゃいけない気がしてたのです。

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振り返ってみると、「休んではいけない」というのは小学生のころには私の中に芽生えた意識です。
たとえば、朝起きたとき、38度くらいの熱があったとします。
本心は、自分の様子に気付いて、「休む?」と聞いてほしかったりするんです。
しかし、実際のところはそんなことできません。
恥ずかしいのと、どうせ「その程度の熱だったら学校行きなさい」と言われるような気がしたからです。

実際、さすがに38度の熱があれば、そんな風には言わないと思うのですが、
当時は、「その程度の熱で何を言ってるの」と困った顔で親に言われるような気がしてました。
そしてそういわれるのがイヤで、熱があることも隠していました。
隠しているのに気付いてほしい。
まあ、なんとけなげな子供か…苦笑

Myriam ZillesによるPixabayからの画像

 

 

 

 

 

 

大人になって、仕事をし始めたとき、同じようなパターンに陥っている自分に気付きました。
結婚して、朝40度近い熱が出て、妻は言うわけです。
「そんな熱で会社に行くなんて、とんでもない!」と。
けど、私の中での常識は、動けるなら仕事に行く、ってのが普通でした。
だから妻の言葉は右から左に流していました。

それだけ必死に会社に行って、それだけ重要な用事があるかというと、若い頃ですから大した仕事はなかったんですけどね。

 

これはたぶん、休んでも心配されないという予測があって、
ふらふらで仕事に行くことより、自分の状態に気づいてもらえないとか、いたわってもらえないことのほうが自分的にはつらかったのかもしれません。
当時はそんなこと、思いもよりませんが、今から振り返るとそんな感じがします。
かまってちゃんが、かまってもらいたくてしんどそうに仕事してる……
今から考えると恥ずかしい話です。

 

なぜこういう行動、こういう思考に至るかというと、これは子どものころからの癖づけです。
例えば私は、幼稚園の頃イジメられていました。
そしてイジメられる幼稚園なんかに生きたくない、と駄々をこねていました。
しかし親はそれに対して「あの〇〇くんが、そんな事をするはずがない」と私の主張を聞き入れず、
とにかくムリヤリ幼稚園に送り出しました。

そんな背景があるので、多少熱があっても、親はそれくらいなら幼稚園に行け、と言います。
こういった攻防を繰り返した結果、大人になってもこんな癖が残ったのです。
熱が出ても、会社休む理由にはならない、と。

さて、普通は大人になったら、親元を離れて仕事をします。
そういう状態になれば、その癖は治るか?というとたいてい治りません。
親の監視下になくとも、ついつい親の価値観を忖度して生きるものです。
本人は無意識なんですけどね。

それが、会社に行けば親がいる、という跡継ぎの立場であればなおさらです。

StockSnapによるPixabayからの画像

 

 

 

 

 

 

で、この癖をなくす方法は、「会社を休むことになれる」ということ。
熱などの理由がある場合はもちろんですが、自分の都合とか、行きたいライブとか、行きたい映画とか、
そういうのに合わせて自分の意志で会社を休む。
一般の従業員で言うところの有給休暇的なものをとるのです。

 

はじめは一日からとか、半日からとかでもいいと思います。
そしてなんだか気持ち悪い感じがあると思います。
明日出社したら、不機嫌そうな親がいるかも、とか、
お客さんからの急ぎの問い合わせがあるかも、とか、
今の時代なら、いつ携帯電話が鳴るかもしれない、とか、
いろいろソワソワするんじゃないかと思います。

それでも休んじゃいましょう。
何もなくても休む。

そうすることで、従業員も有給休暇を取りやすくなりますし、ホワイト企業になれるかもしれません(笑)

たまに、みんなが仕事してるときに、休んでみませんか?

 

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