人を信用する。
ビジネスのみならず、社会を生きていく中で大事なことだと思います。
ただ、人の「ことば」だけを信用すると色々と困ったことになりがちです。
例えば…
・「すぐやる」と言って放置される仕事
・「明日は行くよ」と言いながら会合をさぼる他社の経営者
・「3年後に引退する」といっても引退しない先代社長
・「がんばる」と言いつつ締まりのない社員
・「ワクワクしてる」とインタビューで応えつつ現実には頭を抱える後継者
などなど、私がリアルに接する中だけでも、いろんな「ウソ」を見かけます。
勿論口にしている本人は、嘘をつくつもりはなかったはずなのです。
まったく悪意はないでしょう。
しかし、言葉と振る舞いが一致しないのは「あたりまえ」と言えるくらいに良くある話なのです。
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嘘をついてはいけない、という事は子どもの頃から教わっています。
それでも社会生活の中で、案外普通に嘘はつかれます。
嘘をつくというときついイメージがつくかもしれませんね。
言い換えるとすれば、守り切れない約束を、私たちはたくさんしているし、
本人は案外約束を破った負い目は感じていないことも多いようです。
たとえば、「すぐやる」と言って放置される仕事。
それを責めると、「他のことが忙しくて、まだ手付かず」なんて言うかもしれません。
「明日はいくよ」という経営者は、それを社交辞令か何かのつもりで言った居たのかもしれません。
「3年後には引退する」という先代経営者は、当時はそのつもりだったけど後継者が育たないからという事を頭に浮かべるかもしれません。
つまり、人は一度やると言ったことをいとも簡単に覆します。
むしろ、「やる気もないのに言葉にする」ことさえあるし、それをやらないことを責められれば「誰かのせいにして罪悪感を背負わないようにする」という自己防衛プログラムが発動したりします。
私たちは小さな約束を簡単にして、小さな約束を簡単に破りがちなのです。
ここで問題になるのが、親が「いついつに引退する」という話。
聞いた後継者は真剣に準備するけど、親の側は軽い思い付きだったりすることが多いと思います。
結果として、後継者はその日に定めて必死で準備するけど、親の側はそこまでの深い思いはなかったというケースがよくあります。
こうなると、後継者にとっては裏切りだし、先代にとっては後継者が面倒、ってことになります。
簡単に約束は破られる。
これにいちいち後継者が心を揺さぶられるのはちょっと大変すぎます。
後継者、つまり未来の経営者という立場は、社員をはじめ普通と比べてたくさんの人とのかかわりを持つことになります。
そんな中、一人一人が、約束をしたようでしてない感覚で、平気に約束を破る人がたくさん出てきます。
それにいちいち感情を揺らされていたのでは、と手主ではないですがメンタルを保つことさえ難しい。
だから、後継者は言葉ではなく、人の行動を見るようにしてほしいと思います。
人を信用するなというつもりはありませんが、人の言葉は少し差っ引いて考えておいてほしいと思います。
そうやって期待値をコントロールすることで、上手くいかなかったときのガッカリ度がコントロールできるようになります。
一度検討してみてくださいね。
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