後継者が八方塞がりになった時にそこを抜け出すための思考法

万策尽き果てた。
そんな状況に陥る後継者の方って、けっこう多いんじゃないでしょうか。
前を向いても、右を向いても、左を向いても、後ろを見ても、進める道がない、という状態。
こういったときにふと思い浮かぶのが、かのアインシュタインの言葉。
問題は起こった次元では解決できない、というのです。
なかなか深い言葉ですが、私なりに考えてみました。

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八方ふさがりになるというのは、まずはいくつかの選択肢を頭に浮かべている状態です。
つまり、それなりに前向きに解決策を模索している状態です。
しかし、たとえば4つの選択肢を考えたとき、その選択し、つまり道はすべて塞がれていたというわけです。
4つの選択肢は四方ですが、八方というのは相当考えつくした状態と言えそうです。

この八方塞がりという状態に陥る場合、二つのパターンが考えられます。
一つは、そもそも本音レベルでは、そこを抜け出したいというより、その先に進む意志が薄いという事が考えられます。
つまり、仕方なくやっている状態という事です。
根本的な方向を間違えているという可能性があるので、場合によっては今進もうとしている方向感を一旦見直す必要があるかもしれないという事。
あるいは、そこを抜けた先に自分にとってどれだけ喜ばしい未来があるのかをしっかり考える必要があるかもしれません。
意志の力があれば抜け出せる、という事がままあります。

そこで話が終わると何の役にも立たなそうなので、もう少し具体的な方法論を考えてみます。
それは、問題を分解するという事です。
具体的に、後継者が陥りがちな八方ふさがり状態としてこんな形のものがあるのではないかと思います。

①このままの状態では会社は将来がないと思う。
②会社改革を行う(例えば、新たな戦略の立案)
③その会社改革への抵抗が出てくる
④抵抗への対処をするものの益々問題が深刻化
⑤会社分裂まで行きそうな険悪なムード

こんな感じで、後継者は会社を良くしたいと思って動くのに、実際は会社は動かない。
動かないどころか今まで以上に悪くなっていく、という悲しいパターン。
この時に、今までの路線のまま突き進んでも上手くいきそうにないし、上手くいかないからと言って自分の意見を取り下げたくもない。
そんなジレンマに挟まれてしまうんじゃないかと思います。

そこに対する打開策を考えるにあたっては、とにかく問題を分解することをお勧めします。
例えばこんなチャートを書いてみます。

結構適当に書いてるので、皆さんは皆さんなりの物を書いてもらえたらと思います。
お気づきの通り、横軸は人間関係。先代との関係が左、社員との関係が右です。
上下は、現場の話か、マネジメントや経営の話か、というレイヤー。
もちろん縦軸・横軸の設定は問題の種類によって変わるかもしれませんし、皆さんのとらえ方で変わってくるかもしれません。
だからいろんなパターンで書いてみてもらえばだんだんとしっくりくるようになると思います。

ここで、当初の戦略立案の問題は、社内全体に影響を及ぼす問題という事がわかります。
しかしそれを進めるにあたって生涯になっているのは何かというと、まずは先代との人間関係の問題があり、次に社員との人間関係の問題があるという事。
彼らはフラットに後継者であるあなたの戦略を評価していない可能性が高い。
それが伝わる前に、変な圧を感じていたり、コントロール・非コントロールの関係の中で伝えられた言葉はなかなか伝わらないものです。
結果として、人間関係の問題から何とかしていかなければならないという事がわかってきます。

これだけではなくいろんな方法が考えられますが、私が実際に試した方法を今度Facebookのライブ配信でお話しします。
良かったら見に来ていただければと思います。

こんな動画もありますので良かったらどうぞ。

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