後継者

後継者はまずは誰でもできるけど誰もやっていないことから始めよう

後継者としては、会社に何かしらの爪痕を早い時期に残したいと考えている人も多いのではないでしょうか。
私はそうでした。
だから無意識に、そこそこ目立つ会社改革をやろうとする傾向があるように思います。
けどそれって、先代の反発を受けに行っているようなものではないでしょうか。

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ある友人である経営者は、代が変わって会社の業績が振るわないとき、まずはじめにお客様へのお礼ハガキを出すようにし始めたと言います。
ちょっとした自筆の一言を添えたはがきを送るだけです。
いやいや、そんなことしたってなんにも変わらないでしょ?という人もいるかもしれませんが、その会社はそれをきっかけに4年半で売り上げが1.25倍になりました。
何が起こったかというと、こういった流れのようです。

コツコツとお礼ハガキを書く → 営業担当がお客様のところに伺った時お客様からお礼を言っていただく → お客様とのコミュニケーションが強くなり困りごとの相談が増える → 結果として売り上げにつながる

まるで魔法のように感じるかもしれませんが、事実です。
少し補足をしますと、そういったハガキが社内でも話題になり、会社のニュースレター(定期発行するお客様への手作り新聞)を送るようになったりしたという工夫はありました。
しかしそのきっかけが、コツコツ始めたお礼状なのです。

何が起こったのかを私なりに解釈していくと、一つはハガキがお客様とのコミュニケーションを作ったという側面がまずあります。
さらに、その姿が、そしてその効果が従業員さんに伝わったという事があります。
そうすることで、会社の中に「後継社長のいう事はけっこうイケてるかもしれない」という思いが芽生え始めたのではないかと思います。
だから、そこから繰り出される次の手も、社内的には協力を引き出しやすくなったようです。
そしてそこで得た利益をしっかりと社員に還元することで、彼は確固たるリーダーシップを手にしたのだと思います。

始まりはお礼ハガキ。

私たちは、会社のあらを探して「根本的に変化させなくては」という思いを持ちがちなのかもしれません。
その考えはもしかしたら正しいのかもしれませんが、変化を前提に物を言うと、人は反発しやすくなります。
だから、小さな努力をまず自分からやってみる。
お礼ハガキなんて、誰でも思いつくけどほとんどの人がやってない方法です。

難しいことを考える前に、まずは誰でもができる事を自分でやってみるところから始めるのがいいのかもしれません。
さて、みなさんは何から始めますか?

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