後継者は孤独になりがち、というお話はこのブログでは繰り返しお伝えしています。
簡単におさらいすると…
・上司たる親(先代)とはしっくりこないことが多い(冷静に話ができないことも多い)
・同僚は自分の事を「社長の子」という目で見るのでどことなく壁がある
・学生時代の友人とは、サラリーマン対経営者予備軍ということで話が合わなくなってくる
ということで、なかなか自分の心情を吐露することができないことが多いようです。
そういった心のはけ口として作った後継者ONLINE倶楽部では、だいたい2カ月に一度、近況報告を共有する場を設けています。
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後継者ONLINE倶楽部
たまたま集まった後継者がお互いの状況を告白しあう。
こう言った場をつくると、面白いことに、その場の流れが妙に一致したりすることがあります。
たとえば、後継者Aさんと、後継者Bさんの親は性格が似ていて、会社での関係が酷似してるとか、
後継者Cさんと、後継者Dさんは、今まさに会社を辞めたいという思いが沸き上がっているとか、
どこかしら共通点を持った人がいることがほとんどです。
今回は全体として、「もうやめたいなぁ」と思った人が多かったように思います。
とはいっても、大半の方は本気で辞めたいというよりも、心境をわかりやすく表現する言葉が「やめたい」というものであっただけで、本当にやめようという訳ではないようです。
興味深いのは、「やめたい」という人がみんな会社の経営状態が悪いという訳ではないこと。
結構会社が好調な方もいらっしゃったりします。
だから業績との相関関係はあまりなくって、基本的には人間関係の問題が最も大きいものであるように思います。
それも親との。
こう言った話をできる場所が後継者にはありません。
ある参加者の方は、こういった場があることで助かっているとおっしゃっていただけたのは嬉しい限りです。
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さて、ここに集ったメンバーに限らず、多くの人はこの「やめたい」という思いがまさに波のように寄せては返し、寄せては返す経験をされているのではないでしょうか。
日ごろはそこまで強い思いはないのだけど、ある時グッと辞めたい思いが盛り上がり、少し時間がたてば落ち着いていく。
私自身も経験があるのですが、これって多分、何か根本的なことを変えないとずっと続く可能性があるような気がします。
具体的には、自分以外の誰か(多くの場合は先代である親)への特定のふるまいを期待していることが原因かも、なんて思っています。
逆に、誰かに自分の思いどおりに動いてほしいという思いを捨てられると、フッと楽になるような気もします。
誰かの行動という刺激をきっかけに自分の感情が沸き上がるわけですが、感情を鍛えるとそういった揺らぎは減ってくるのではないかと思います。
そこは癖づけの問題で、方法はあります。
自己受容を高めていくということなのですが、そこは鍛錬という感じですね。
自分で自分を認められると、誰かに認められる必要がなくなるので、この感情のブレは減ってくるのではないかと思います。
気をつけてみると、少しは安定していくかもしれません。
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