毒親を毒親のまま置いておくと、後継者・二代目社長は成長が止まってしまう

後継者・二代目社長の中には、「毒親」という言葉にピンッと反応される方がたまにいらっしゃいます。
圧倒的多数が普通に既存の企業の中でサラリーマンとして働く中で、そこから飛び出して事業を興し、育ててきた人はある意味みなどこか普通の人とは変わったところを持った人が多いと思います。
言葉を選ばずに言うと、エキセントリックな先代も結構いらっしゃるんじゃないかと思います。
あの日清食品二代目社長、安藤宏基氏は、父親であり創業者の安藤百福氏を非凡であると評し、自分は凡人だと著書の中で語っておられます。
起業家として尖った人ほど、周囲の人とは摩擦も経験されているでしょうし、そんな親を持った後継者としては一種独特の環境で育った可能性もあるのかもしれません。

ある意味理解不能な親を「毒親」というカテゴリーにはめてしまいたくなる場合もあるかもしれませんが、ただ、そこにとどまっているとなかなか前に進むことができないような気がします。

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Wikipediaによると、スーザン・フォワードによる著書『毒になる親』では、毒親は「子どもの人生を支配し、子どもに害悪を及ぼす親」を指す言葉として使われたそうです。
言葉を変えると、過干渉と言われるところであり、実際には経営者の性格的な特徴とかぶる部分があります。
だから、自分の親を「毒親」という型にはめて、なんとなく自分の問題と分離してしまうこともあるかもしれません。

たしかに、今の苦しい状態は、親が毒親だったから自分はこんなに苦しんだ、と言ってしまえば自分の責任ではないので楽にはなるでしょう。しかし、今の状態を誰かのせいにしているうちは恐らく状況は何一つ状況は変わりません。私たちのために周囲の人間が何もかもをおぜん立てしてくれるわけではないからです。

病気とは違って毒親というのはなにかしらの診断が下されるわけではありません。あくまで、関係性の中で見ていくものですから、極端な言い方をすれば「毒親として影響を受ければ毒親」だけど、「親がどんなにひどい親だったとしても子どもがしっかりとした自分を持つことで影響を受けなければ毒親は無効化される」と考えられはしないでしょうか?
毒は、受けた人間が何かしらのダメージを追うから毒であって、ダメージを受けなければただのスパイス。
食べ物でも、たくさん食べると毒だけど、適量だとスパイスとして料理の味を際立てるというものはたくさんあります。たとえば、ナツメグなどは許容量を超えると(スプーン129杯分)死に至ることもあるのだそうです。

親子の関係も同様で、まあ経営者ですから毒気のある親である可能性はけっこう高い。ただ、その毒の許容量は、私たちは心の持ち方で大きくすることができます。もちろん、度を越えた毒を放っている場合はともかくとして、そこそこ範囲で収まっているなら私たちの耐性を鍛えることで許容できる可能性はそこそこあると思います。

その耐性を鍛える中で、一つおすすめなのは感情に溺れないということです。過剰に感情が爆発して、その感情に引っ張りまわされることで、私たちは現実以上に精神的ダメージを食らうことがあります。たとえば、嫌なお客様の面談を明日に控えているとしたら、面談はせいぜい1時間なのに、今日からずっと明日のことを気にかけ、心配し、ダークな気分になってしまうという状況。これを僧居た感情を無理やり抑え込もうとすれば、益々その問題に足を取られてしまいます。こんな時にはその感情を、嫌ではありますがとことん感じ切るといいと思います。ああ、こんなにまで嫌がってる自分がいるんだな、ということをしっかりと受け止めるんです。じっと感情を感じていると、ふっと軽くなるタイミングが訪れます。そうすることで、その感情はいったんクリアできたことになります。

また、受け入れるということも必要になってきます。親が何を言っても、何をやっても、「ああ、そうだよね」と「オヤジらしいな」みたいに受け入れることができるととっても楽になります。

感情を感じ切り、先代のエキセントリックな言動を受け止めて許すということができると、毒の許容度が増えていきます。これはすぐにというのは難しいかもしれませんが、日々の癖づけでマスターできるようになると思います。毒親を作るのは、子との人間関係に置いてです。親が今のまま変わる予定がないなら、毒を無効化する術を持つのがきっと近道だと思いますが、いかがでしょうか。

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