後継者が会社を楽しめないなら楽しめるように個性を発揮しよう

一時期、私は会社に行くのが嫌で嫌でしょうがなかったんです。
なぜかというと、単純に楽しくなかったから。
仕事の内容も好きじゃないし、会社の雰囲気も好きじゃない。
そこに来て親との関係は微妙な感じの部分もあったので、会社に一歩足を踏み入れた時点でなんだか背中に思い憑き物でもついたかのように体が重くなるようでした。
うつむいて、背中を丸めて歩く私。
今から考えると、私はけっこう無理をしていたように思います。

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皆さんにとって、会社ってどういう場所でしょうか?
真剣勝負の場所? 戦場? あるいは成長の場?
まあいろんな捉え方はあると思うのですが、私に関して言えば先代である父から教えられた(というか父が背中で語ってたっぽい)のは、真剣勝負の戦場。
だからそこに私語は許されないし、ざわついてるのもアウト。事務所にBGMをかけるとかいうだけで大騒動でした。

どうしてもそういった父のまじめさがあるため、会社に行くとみんなシーーーンと静か。
その中でちょっと物音立てるだけで、なんだか悪いことをしたみたいな重い空気が漂っています。

社員同士の会話はほぼゼロに等しいので、和やかなムードになるわけもなく。
結局私はそこに来て、目の前に仕事があるときは仕事をし、そうでないときは仕事をしているふりをし、余計なことをやりすぎると叱られるかもしれないので、実のない仕事ごっこを繰り返していたような気がします。
すると、そこには充実感もなければ、満足感もない。
時間だけは立場上、朝6時半には事務所に入り、夜10時くらいまでは会社に居たのですが、やったことというのはごくわずか。
この時に私は人に対して、「忙しい」という言葉を言えなくなってしまいました。なぜなら、自分が価値のない仕事しかしていないかのような残念な人にしか見えなかったからです。

そうすると、会社から解放される時間だけが私が「生きている」時間。
24時間のうち16時間は会社に居て、残りは8時間。
ご飯を食べたり風呂に入ったりする時間を1~2時間とると、寝る時間を4時間くらいに削ってやっと1時間程度自分の時間を持てるかどうか、という感じの生活でした。
ある時そんな計算をしていて、「ああ、自分が人間らしく生きてる時間て、1日1時間ぐらいしかないんだ・・・」とがっかりしたことをはっきりと覚えています。

そこで、このままではまずい。
生きてる価値さえ分からない、なんて思ったわけです。
そこで何をやったかというと、まずは「誰に何を言われても、自分の好きなことをやろう!」と思いました。
好きなことと言っても別に、いきなり会社を抜け出してお祭りをやるとかいうようなことをするほどの大胆さは持ち合わせておりませんから、サボるときは「前向きな気持ちでサボろう」と決めました。
罪悪感や劣等感を感じるのではなく、堂々とした気持ちでサボる。
そして、会社で私語をしやすいムードを作りました。朝礼でプライベートな話をするきっかけになるようなワークをやったり、会議などで雑談的なゆるい場を作ったり。そもそも私は、堅苦しいことが嫌いな人間なので少しずつ、今までの堅苦しさを解いていったんです。

すると面白いもので、私が楽しむと、周りでも同調する人の一人くらいはあらわれるもののようです。
それが少しずつ輪が広がって、だいぶん、居心地のいい場所になりました。
まだまだ、という思いはありますが、自分まで暗くまじめに真剣勝負な現場に同調しているときから比べると、雲泥の差です。

あらためて感じるのは、先代の作った雰囲気に自分も飲まれてしまうと、自分もその他大勢の内の一人になってしまうんじゃないかな、とおもいます。逆に、どんな空気の中でも、自分の空気をまとうかのように素の自分を出していければいいような気がします。仕事で親と張り合うのもいいですが、まずは勝ち負け関係なく、自分の個性を振りまくのもアリかもしれませんね。

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