後継者・二代目社長がうまくいかないのは人間関係が9割

親の会社に入って、5年~10年くらいたつと、後継者特有の悩みを持ち始めることが多いと思います。その悩みは誰に話しても理解されない。そんな風に思いがちです。しかしちょっと待ってください。その考えこそが実はその悩みを生み出しているのかもしれません。

 

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もうずいぶん前になりますが、様々な業種の人たちが集まる経営者の勉強会に参加していました。夕方にスタートし、遅くまでお互いの体験報告で学ぶまじめな会です。けど私はその会、途中で嫌になって幽霊会員になってしまいました。会全体のつくりはいいのですが、そこに集まった人があわなかったのです。何が会わなかったかというと、みんなこういうのです、

「私の業界は特殊だから、あんなふうなことはできない」
「あの人の会社だからできることで、私の会社ではできない」

これを言い出したら異業種での経営勉強会なんて成り立ちません。そういった立場や環境を越えたところで学びを得ようとするのがその会の本来の考え方なのに、集まる人の多くはそんな感じで、懇親会だけを楽しみにしてきているようです。結局、一人で経営する寂しさを紛らわせるためにそういった会合に来てる人たちのように私には感じられました。

この話で最も厄介なのが、

「あの人は別格」
「自分たちには無理」

という前提です。
これを言い出したら、何一つ学びにならないし、前に進むことができません。

 

さて、私たち後継者・二代目社長はだいたい話の中で親である先代のことが多く出てきます。「親がこうだから」「親がこういうから」といった感じで、そのあとに続くのはたいていネガティブな言葉です。たしかに後継者・二代目社長というのはシチュエーションとしてはかなり特殊です。しかし一方で、大企業の中にも先代と同じくらい頑固で物わかりの良くない上司がいることもあれば、理不尽な上司だっている可能性は十分にあります。彼らと私たちが違うといえば、逃げ場があるかないか、くらいの違いではないかと思います。

じゃあ大企業で理不尽な上司に対抗するとしたらどうするでしょうか?たぶん、手っ取り早くやるのは周囲の人たちに自分の思いをつたえ、仲間を作ることではないでしょうか。実は、後継者・二代目社長はそこの考えを持たないケースがなぜか多いのです。それはそもそも、自分は先代側の人間である、という思いが心の中にあるからなのかもしれませんが、気が付けば孤独になっているのですが、無意識のうちに孤独になるような振る舞いをしている可能性は結構あるのではないでしょうか。

私たちは、親と対抗するために、従業員をコントロールしようとしがちです。その結果、従業員からも見放されてしまうということが結構起こっています。ここの考え方、認識を変えるだけで、状況はずいぶんと変わるはずです。まずは従業員とつながることを考えてみるのです。そうすることで、仮に後継者・二代目社長に足りないものがあったとしても、補ってくれる仲間を得ることができるかもしれません。そうやって社内の空気をコントロールすることで、案外親である先代の態度さえ軟化させることも可能になるかもしれません。(過剰な期待は禁物ですが、年齢を経るごとにその可能性は高まります)

後継者・二代目社長はとかく、自分に自信を持てないことが多く、その弱さを隠すため、従業員を高圧的にコントロールしようとしがちです。しかしそれは力と力のぶつかり合い。後継者・二代目社長は親との衝突と、従業員との衝突で疲弊しがちなのです。そうではなく、自分より能力が高い従業員がいたならば、それを喜び、その能力を伸ばすことに力を注げば、きっと私たちの力になってくれると思うのですが、いかがでしょうか。

私たち後継者・二代目社長は、従業員のボスざる的存在で力を示さなければならない、という思いにさらされがちですが、相手を抑えるけるのではなく、それぞれの良さを活かすことを中心に置いた経営にしていくことで、働き甲斐のある会社を作ることが可能になるのではないかと思います。

会社が長続きするコツは、優れた経営者が能力を発揮するというよりは、良い人を作るということではないかと私は考えています。それは経営戦略にたけた経営者でも、人が動かなければ何の意味もないですし、経営戦略が些末なものであったとしても、それを動かす人がしっかりしていれば適宜修正を加えながら煤くことは可能だからです。つまり、会社の経営においてはコミュニケーションの量と質が重要で、それを担保するためには人間関係がとても重要なのです。そしてそれをするにあたって大事なのは、相手の話をしっかりと聞く、ということのみ。ここから始めると、後継者・二代目社長の環境はずいぶん変わるはずです。ぜひ、そんな方向性を検討してみてください。

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