先代はガンコだと思う時、後継者もガンコだったりします

今から10年近く前のことです。
ある場で、自分の親である先代社長が「ガンコである」という話で盛り上がりました。
その時に話をしていた一人がこういいました。
「けど、自分も同じことやってるかも…」

親子の確執がおこっているとしたら、親子でガンコだからかもしれません。

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親が会社を経営していて、子供がその会社を継ぐ場合、良く起こるのが親子の確執。
経営方針が違うとか、会社の運営の仕方が違うとか、やりたい方向性が違うとか、理由は様々です。
けどこれが確執に至る背景には、こんな状況があるのではないでしょうか。

お互いが道(考え)を譲らない

そうなんです。
どちらかが道を譲れば、確執は起こりません。
双方が自分の意見を曲げないから、確執が起こるのです。

つまり、親もガンコだけど、子もガンコなんです。
私がこの事に気付いたときは、ちょっとした衝撃でした。

それでも「でも・・・」といいたくなる事情が私にはありました。
というのも、親はあと10年かそこらで引退する年齢です。
一方自分はまだまだ働き盛り。
そもそも会社を引き継ぐのですから、これからの会社を任されたはずの身。
であるなら、自分の意見が尊重されてしかるべき、と思ったのです。

これって政治の世界でも、同じような考え方があるような気がします。
年配の政治家が、年配の人のための政治をする。
結果として若い人がなかなか住みにくい国や地方ができていく、的構図ですね。

そして大抵、年長者は正しいとするのが一般的な世論です。
すると若い後継者・跡継ぎ・二代目社長は劣勢です。
そこで悶々として、居場所を失い、うつ病になる人さえ出てくるようなストレスを抱えていくわけです。

 

自分もそんな状況に追い込まれたのちどうしたかというと、そういう理不尽も含めて受け入れたんです。
自分に課せられた環境はこういうもので、親の主張と自分のやりたい方向性が違っていて、その考えがよくぶつかる。
それが自分の現状だから、その現状を前提に自分ができることをやろうと思ったのです。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、こんな例えだとわかりやすいかもしれません。
私はたまたま日本に生まれましたが、何かがどこかでズレれば、もしかしたらアメリカとか、インドとか、中国か、アフリカか、どんな国に生まれる可能性もあったわけです。
けどたまたま日本だった。
これ、割と恵まれた環境だと思うのです。
紛争地帯なんかで生まれたら大変ですよね。

けどそういった不公平というか、理不尽は、だれの人生にもあって、けど私たちはどの環境にあっても生きていくことが必要なわけです。
それはその環境において、最善を尽くす、ということだと思います。

 

私たちは家業を持つ親がいて、その親がけっこうガンコで、自分も結構ガンコ。
そういう環境が前提となるなら、その環境の中で一生懸命やるしかない。
それでいいじゃないか、とある時ふと思ったんですね。
そうすると、確かに、確執とかって結構面倒ではあるんですが、単に意見をぶつける事しかできないんだろうか?という考えに至ります。
すると、第二案、第三案が出てきたりするんですね。
これを外から見ると妥協案と捉えられるかもしれませんが、実際のところそうでもなくて、「これはこれでイケルかも」なんて思うこともあるわけです。

正しいと思っていたことを、確執という環境の中で、もう少し深く掘り下げてみることで違う案も出てくる。
これ、なかなか面白いな、と思います。

 

だからお互いガンコで衝突するのもありですけど、お互いガンコだなぁとニッとわらってもっといい案ないかな?と思索を巡らせるのも悪くないと思えるようになりました。
そんな考え方の転換いかがですか?

こういった思考の転換というのは、自分一人ではけっこう難しいものです。
なぜなら、いつもと同じ回路を使っているからです。
本来そこに新たな回路を創り出す必要があるのですが、その時役に立つのが、「なるほど!」とおもえる体験です。
これを対立してる親や、ちょっと緊張感のある社員との関係から導くのは難しいと思います。
それができるのが、リラックスした関係があり、それなりにリスペクトできる人たちとの対話によるものではないかと思います。

私はそんな閑居を提供したいと思い、後継者倶楽部というコミュニティを主宰しています。
よろしければ、是非ご検討賜れば幸いです。

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