私のところに相談にお越しになる跡継ぎ・二代目社長の方はだいたいこんな感じのことを考えておられます。
「今のツラい状況からどうやれば脱することができるか?」
けど、もしかしたらこの考えその物が、ツラい状況を変えにくいことにつながっているのかもしれません。
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インターネットで「二代目社長」というキーワードを入れて検索してみました。
結果はこんな感じです。
候補が出てくるのを見ると、ひどいものです。
ポンコツだの、無能だの、クズだの、ぼんくらだの。
辞めたくなる喜盛もわかります。
実は、私たち二代目社長がかなり影響を受けているのは、こういった世論じゃないかと思います。
私たちにとっては、一番避けたいことが、無能と思われない、ということです。
これだけは避けたい。
だから頑張るわけなんですが、実は無能と思われたくないという思いその物が、事業承継をむずかしくしていることもあります。
具体的に言うと、無能と思われたくないがゆえに、有能に見られたいという思いが強くなるのです。
すると、個人的な技量をあげようと頑張ります。
それは確かに大事なことだと思うのですが、ちょっと気がかりなことがあります。
何が気がかり化というと、動機が動機だけに「自分の能力を認めさせるため」の行動が目立ち始めるからです。
すなわち、自分は誰よりも頑張っている、それを分かってもらうために周囲に自分と同じ努力を求める、そしてこんなに頑張っている自分は誰よりも正しいはずであるという強い思い込み。
これは結果として、親子の確執にもつながる思考パターンです。
こういったマイナスのスパイラルを正常化するには、偏った思考と行動パターンをあらためればいいのです。
まず出来れば良いな、というのが開き直り。
「ええ、ええ、どうせ私は無能ですよ。だから失敗もするし、良い経営者でもないですよ」と。
いい経営者ぶろうと頑張るより、肩の力を抜いたほうが力を発揮しやすいです。
なにより、優等生ぶるということは、自分の基準で物事判断するのではなく、世の中からどう見られるかという基準で物事を判断するわけです。
そりゃあしっくりこないのも当たり前です。
無能呼ばわりされることが怖くなくなればこっちのもので、そこからはもう自分の考えに従ってやっていけばいいと思います。
私のコミュニティに参加されてるある方は、無理に遅くまで会社に残ろうとせず、マイペースで仕事をすすめ、今新しいプロジェクトを始動させて楽しそうに仕事をしています。
リーダーが仕事を楽しむと、チームメンバーも楽しくなるものです。
小さなチームを率いたその後継者は、すごくいい再スタートを切っているように見えます。
彼に何が起こったかというと、世の中で認められる二代目社長であろうと頑張ってたんですが、もうそれも我慢の限界だったんですね。
ありあまる個性を押さえてやってきたわけなんですが、それを今、開放しています。
最終的にどこに到達するかはわかりませんが、少なくとも今を楽しまれていることは確かなようですから、それはそれでアリじゃないかと思います。
結果ばかりを気にするより、今を楽しむ環境づくりというのは、二代目社長にとっても毛国交大事なことだと思います。
そこからさらに進んだときに、何か世の中のためになることの中に喜びを見出し始めるんじゃないかと思うのです。
自分一人の幸せも大事ですが、たくさんの人を幸せにできるほうが喜びもひとしおです。
その延長線上に二代目社長が目指す道があるんじゃないかと思うのですが、まずは「低評価」に対する恐れを手放すことから始めて見てはいかがでしょうか?
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