後継者は「環境」から学ぶ

コロナ禍において、仕事上、どんな言葉が耳に入るでしょうか?
「ああ、いつになったら前のように〇〇できるようになるんだろう?」
「早く以前のように、□□したいなぁ」
という感じでしょうか。

これは無理からぬ思いだと思うのですが、毎日こんな言葉ばかり聞いていると、今のように「まだまだコロナの影響は続く」と言われている状況では滅入ってしまいそうですね。

しかし、少し集まる仲間が変わると、その言葉は前向きなものにかわることがあります。
すると自分も、新しい時代に合わせて頑張らなきゃ、なんて思えることもあります。
それぐらい、身を置く環境というのはとても大事なものではないでしょうか。

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色んなコミュニティにおけるいろんな環境認識

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

「早く元に戻りたい」という幻想

2020年8月。
未だ新型コロナウィルスの影響は色濃く残っています。
政府はGO TOという、人の移動により観光業や公共交通機関の景気回復を狙いつつも、コロナウィルス拡大を防止しなければという矛盾した目標があるため思うように動けないというのが現実のように思います。
こんな中、様々な方とお話をしていると、割とよく耳にするのが、「早く前の通りに戻りたい」という思いです。
確かに自分でもそんな気持ちがないとは言いませんが、しかし、それはないだろうな、と思っています。

なぜならば、もうすでに人の意識は変わってしまったからです。
大企業では無駄な人員や無駄な仕事がたくさんあることが誰の目にも明らかになってしまいました。
彼らの一定数が在宅勤務と言いつつ、子どもを連れて公園に出かけていても、会社は回ることが露呈したのです。

それが悪い事かと言えば、私に関して言えば、「家族との時間が増えた」という人間としての生活が向上したような状況があるわけですから、あながち悪い事とも言い切れないことが多いと思います。
もちろん業種、業界によっては相当厳しい局面はあるようですが、そこから「違ったビジネス」に変化している業種は多いと思います。

たとえば、オンラインツアー。
バス会社や、名物ガイドさんが、オンラインでお客様を案内するツアーを組んでおり、これがかなり人気のようです。
いずれリアルな旅行が行けるようになった時の下調べ、というつもりの方もいらっしゃるかもしれませんが、オンラインツアーはそれで完結しているという感じも結構あるようです。
これ、たぶんまったく別のビジネスですね。
いずれVR技術などを使って、よりブラッシュアップされていくのではないでしょうか。

新たな一歩を踏み出したら戻れない?

このようなオンラインツアーだと、従来はバスを用意しなければいけなかったり、地理的な制約があり一日では回り切れない場所も、数時間に凝縮できるメリットがあります。
そう考えると、案外、リアルなツアーよりも手間や経費を考えると、悪くないビジネスなのかもしれません。
もちろん、リアルの良さは当然ありますから、リアルでツアーできるようになった時はリピーターが集まるという効果も予想できますが、あるいは今のままでも全然成り立つビジネス、むしろ今まで以上に儲かるビジネスが企画できるのかもしれません。

少なくとも、エンターテイメントに新分野が生まれたことは間違いないですし、オンラインスナックなどと同様、新たなビジネスとして定着していくのではないかと思います。
これを先行してやっている人は、「元の世界」に戻ることは求めていないでしょう。
なにしろ、元の世界にはライバルが多すぎたのですから。

現在、こういった、オンラインシフトのビジネスモデルをウォッチ&実践するグループに顔を出してるのですが、そういう中ではコロナ禍で訪れた現状を割と柔軟に受け止め、ここで変わったゲームのルールに対応するということを当たり前にやろうと前進しています。こういう場にいると、今の時代の不安がすこし解消されるような気もします。

こんな時代を待っていた!?

さらに一歩進めておはなしをすると、たまたま先日ある友人数名と話をしました。
彼らはどちらかというと、子どものころから「いつか、世界が変わればいい」と思っていた人たちです。私もその傾向があったのですが、これまでの社会の生きにくさというか、不自然さが気持ちが悪かった人たち。こういう人にとっては、まさにコロナ禍における現状はエキサイティング!。やっとこの状況がやってきたか!という人たちもいます。

こういう人にとっては、この劇的な変化がとても刺激てきで、社会の在り方に絶望しかけていた部分があるわけですが、一気に目が覚めたかのように活動を始めた人たちがいらっしゃいます。ちょっと従来の常識から考えると一風変わった人たちなのですが、これからのリーダーとなりえる人たちではないかと思います。
こういう人たちとコミュニケーションをしていると、本当に今の変化が面白く感じるから不思議です。

後継者が囲まれている環境

ComfreakによるPixabayからの画像

あなたの周囲にはどんな人が?

私が接する機会のあるコミュニティを三段階の区分でご紹介しました。
①以前の状態に戻れる日を心待ちにしている人たち
②今の状況に適応しようと前に進もうとしている人たち
③今の状況こそが待ち望んでいた機会と感じて活動を本格化させた人たち
といった三段階です。

これからの世の中を作っていくのは、おそらく③、②、①の順で有力なのではないでしょうか。

ところで、人は一度知ってしまうと知らなかったときには戻れない、と言われます。
今の時代にいろんな、今まであまり表に出なかったことが表面化した結果、これまで「あたりまえ」と自分を納得させてきた縛りが解き放たれたように思います。
会社でどんなに意味のない会議をやっていたとしても、召集されれば参加し、積極的に発言することが当たり前だったのかもしれませんが、それが一気に茶番に見えてきた人がいるようです。
いままでは、一つの会社に属することが当たり前だったことが、それも「会社には出社しないし、別にそこの仕事をメインにしなくても」なんて言う考えが拭い去れなくなるかもしれません。
今までは朝早くから夜遅くまで働くのが当たり前だと思っていましたが、案外それも思い込みだったのかも、と思い始めている人もいるかもしれません。
それこそ人生において、「働く」ということの位置づけも変わってくるような気さえします。

それぐらい大きな変化の片鱗が見え始めているなか、もし①の感覚に染まっているとしたら、少し頭の柔軟体操が必要かもしれません。

固定観念を崩すのは難しい

そういった、固まった思考を柔らかくするのはけっこう難しいものです。
思考を柔軟化させるのは恐らく、「気づきの連続」の延長線上にあるのではないかと私は考えています。
ああ、そういう考え方もあるのか。
こんな考え方をする人もいるのか。
自分にはこんな風に見えているけど、違う見方もあるのか。
こんなたくさんの気づきの延長線上に、思考の柔軟性が保たれるのではないかと考えています。

逆に言うと、いつも同じ刺激の中にいると、思考は凝り固まってしまいます。
それをほぐしていくためにも、常に新しい刺激、新しい人間関係を入力していく必要があるように思います。
例えば最近私はまた新しい経営者の会に入会しました。
どれくらい続くかはわかりませんが、少し他の人たちとは違った考え方をされている方が多いので、入会を決めました。

皆さんは、自分の思考の柔軟性を保つために何かされていますか?
もし何もなければ、後継者ONLINE倶楽部もご検討いただければ幸いです。

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