経営品質は”中身”ではない、という気付き。

経営品質という言葉を聞いたことがありますか?
何人か、2代目経営者でそれを学んでいる、という方もいらっしゃいました。
一言で言ってしまうと、
経営の品質管理の方法論
という事になるかと思います。

だから、誤解を恐れずに言うと、経営の中身ではないんです。




こんにちは。
中小企業二代目サポーター田村薫です。

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昨日、経営品質合同カンファレンスというものに参加してきました。
これは、経営の品質を高めていこう、という企業が集い、講師である望月愛広先生の指導の下、
セルフアセスメント(自分たちで自分たちの現状を評価)するというワークショップです。

実は、私自身、こういった経営品質に関する考え方は、10年ほど前から知ってはいました。
恐らく今までに10回以上は、経営品質に関するセミナーやワークショップに参加しています。
しかし、正直なところ、あまりきちんと理解できていなかったように思います。

なんとなく、経営のためになりそうだ、と思いちょっとかじってみる。
けど、やってみよう!となるとどこか違和感がある。
そんな行ったり来たりをずっと繰り返してました。

 

今回、その理由がはっきりとわかりました。
これまでなかなか腹落ちしなかったのは、経営品質は中身ではない、というのが見えなかったからです。
ちょっと暴言のように見えますが、批判しているわけではないのです。
中身ではないからこそ、経営品質という考え方は普遍的なのだと感じました。

もうすこしお行儀のいい言い方をすると、経営品質は骨組みであって、肉ではないという事。
中身は、それぞれが考えるべき、という自由度を持っているから普遍性があるわけです。

私なりの理解を、順を追って説明していきます。

冒頭お話ししたとおり、経営品質は
あくまで経営の品質管理の方法
です。

 

それは、会社の戦略や理念を学ぶものではない。
ましてや、お客さまへのおもてなしを徹底すべきと言っているわけでもない。
どんな戦略をとるか、お客さんとどんなコミュニケーションをとるかは”中身”です。
その中身は、それぞれの会社が考えるべきことですから経営品質の考え方において、こうあるべきと示されているわけではないようです。
企業がやりたい・やろうと思った事を、その企業が考える正しい方法を、正しく保つための管理の方法。
それが、経営品質の考え方だと思います。
(間違ってたらごめんなさい)

逆に言えば、その中身がなければ、それをじわじわと作り出す過程という側面も持っているようです。

 

経営品質というキーワードが出てくると、たいていセットで語られるのは、リッツ・カールトンの取り組みです。
「クレド(信条)」というものを使って、会社の理念を徹底している。
「リッツ・カールトン・マジック」と呼ばれる顧客のニーズを先取りする仕組みがある。
そんな、アウトプットからイメージすると、
ホスピタリティこそが、経営品質の本質だ、とか
ボトムアップの組織が経営品質のあるべき姿だ、とか
誤解をしてしまいます。
私なんかは、その典型でした(笑)
こういった企業の取り組はあくまで一例で、そのやり方を推奨しているわけでも何でもない。
色んな企業が、経営の品質を高めていこうという努力をした結果、似たようなアウトプットに至ったというのが現実なのかもしれません。

 

勘のいい人は、もっと早い段階で理解してるはずですが、私は少し出遅れました(^^;

なぜかというと、私はノウハウオタク。
世の中に出回る情報のほとんどは、経営品質のような骨組みではなく、
中身である戦略や戦術の情報といった肉の部分に当たるものがほとんどです。
そんな事を学び慣れてると、経営品質という考え方もその一つでしょ?
とわかった気になってしまうんですね。

講師の望月先生からは、
「だから、初めから何度も言ってるじゃん。」
と笑われましたけど(汗)

確かに言われてたような気がします。固定観念というのは、これほど恐ろしいものなのか、と我ながらびっくりしました。

 

実は、もう一つ、私が経営品質の考え方を受け入れられなかった理由があります。
それは、自分で考え抜いたミッションや戦略を、誰かに意見されることへの反発です。
たとえ社員であっても、そこに口を挟ませたくないわけです。
そことの整合性をどう調整していくかは、課題の一つですがまずはやってみよう、と決めました。

気が向けば、その様子をこのブログでもご紹介するかもしれません。
その時は温かい目で見守ってやってください(笑)

日本経営品質賞・経営品質のフレームワークなどについては、
経営品質評議会のホームページをご参照ください。

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