後継者

後継者は「適切な努力」をしているか?

後継者は、会社の事や、自分の立場のことで悩んでいます。
しかし、驚くほどその悩みを解消するための努力ができていないケースが多いのです。
それは、別にサボっているとかいうわけではありません。
発想がそこに行っていないだけなのです。

ちょっと比喩的な内容になりますが、私自身が気づいた衝撃の体験をもとに解説させていただきます。

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常連さんにはうるさいぐらい宣伝してますが、来月、本を発売します。
その本は、こんな本。

 

 

 

 

 

 

もうすぐ、Amazonで予約サイトがオープンすると思います。
その時にはまたメルマガなどで告知させていただきますので、よろしければ、メルマガ登録もお願いします。

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余談ですが、まだ十分な活動実態がない「後継者倶楽部」ご入会者には、
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さて、ここから本題です。

実は私、本を書きたいな、とずっと思っていました。
そのために、わりと長い間ブログを書いていましたし(当時は何のテーマで本を出すかは決めていなかった)、
あるタイミングからは、後継者と親の確執というテーマに絞ってこのようなブログを書いています。
ブログ歴は、14年です。

その間いろんなお話がありました。
保険業界の業界紙への連載。
業界向けの有料メールマガジンへの連載。(これは現在も継続中)
WEB媒体への連載。
けど、なかなか出版にはつながりません。

 

当時はなんでかなー、と思っていたのですが、ある時ふと思ったんです。
ワタシ、それまで「本の出版の仕方」とかいう本も読んだことないし、出版社のパーティーなんかにも出たことないし、
そういう人脈を辿ろうともしてませんでした。

つまり、向こうから話がやってくるのをずーーっと待ってたんですね。
自分なりには「ブログを書き続ける」という努力をしてたつもりなんですが、ちょっとズレてた。
そもそも出版社に出すために、出版企画書が必要なんて言うことはまったく知りませんでした。
ということで、いくつか出版セミナーに行って、「ああ、こういう仕組みなんだ」ということがわかってきました。

すると、手っ取り早く出版企画書書くことばっかり考えてたんですね。
そうやっているうちは、いい話なんてまったくありません。

 

で、いよいよ、あきらめムードになった頃、ふと思い立ちました。
出版社が出してくれないなら、電子書籍を自分で発行しよう、と。
そのためには原稿が必要です。
ということでちゃんとした原稿を書き始めたんです。

文字数は、4万字ちょいですから、普通の本からするとかなり少ないのですが、まあ電子書籍としてはそこそこのボリュームです。
そうすると面白いことに、そのあととんとん拍子で、友人のつてで出版社とつながり、出版契約にこぎつけました。
そこまで約数週間だったんじゃないかと思います。

 

もちろんそういう結果に至る背景には、長い間ブログを書き続けたというのも間接的にはあったと思います。
ただ面白いのは、「本を出版するために必要な”原稿”を始めて書き上げたとき、出版のチャンスが訪れた」というのは不思議な符号のような気がします。
変化球的にブログばっかり書いていて、本にできる原稿を書いてないという、マヌケ振りは後になって気づいたのであって、当時は「出版されるあてのない原稿」を書くなんてこと思いもしませんでした。

まあ、実際のところ、けっこう面倒くさい作業なので、避ける事なら避けたい。
だから、原稿書かなかった自分の気持ちはわかるのですが、そこをちゃんと準備したら話がつながったというのは自分の中では大きな出来事です。

Steve BuissinneによるPixabayからの画像

 

 

 

 

 

さて、何が言いたいかというと、今、後継者の方々が悩んでいるとします。
そしてそれを解消するために、一生懸命頑張っているのは間違いないと思います。
しかし、もしかしたら、その頑張っている方向が、ほんの少しずれている可能性も否定できません。

ブログを書き続けて、商品になるべき原稿を書かずして出版社からのオファーを待っていた私のように、
ちょっとズレた努力をしている可能性って、ないでしょうか。

永年頑張っても目が出ないとしたら、そんな可能性、疑ってみる必要があるのではないかと思います。
その頑張り、正しい方向へ向いていますか?

 

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