後継者がはまりやすい罠

「自分が頑張らなくてはならない」
「先代は協力的ではない」
「社員とはうまくいかない」
「会社の未来が心配だ」
「自分にできるかわからない」

そして、振出しに戻って
「自分は頑張らなくてはならない」
とくる。

とかく、後継者の悩みはグルグル回る。
メリーゴーランドのように、
延々と同じ円を描きます。

この円から抜け出すためには、
どうすればいいのでしょうか?
——————————————
小冊子無料ダウンロードはコチラ
Fecebookページに「いいね!」をお願いします。
後継者の社交場「後継者倶楽部」のご案内はこちら

 

 

まあ、後継者に限った話ではないのですが、
悩み事なんてものはたいてい、無限ループです。

一旦そのループに入ってしまえば、
なかなか出られるものではありません。
それでも、前向きな人は、
「何か手掛かりを!」
とあれこれ探します。

 

たとえば、親子の事業承継で、
親子間の対立が出たとします。
それを
「自社株を取得すれば、自分が親をコントロールできるかもしれない」
「代表権さえゲットしてしまえば、何か変わるかもしれない」
という風に、解決策らしきものに飛びつきます。

しかし、現実はどうかと言えば、
そんなことをしても、
何も変わりません。

私の経験をお話しすると、
ある日突然「代表取締役」になりました。
保証人の印鑑をついて、名刺を変えて、
何が変わったと思いますか?
なーーーんにも変わりません。

相変わらず、父は社内外で発言力を持っていたし、
社長でもないのに「わが社の経営戦略」とかいう
講演をやってた時もありました(笑)
いやいや、それは、私の戦略とちゃうから、
と心で突っ込みましたよ。

 

大きな会社でさえ、そんなことがありますね。
法的にはすでに経営権失った人が、
ちょ~声でかいってパターン。

もちろん、その先の相続対策とか、
争続対策とかいう意味で、
自社株対策とかはすごく大事です。
けど、それやったって後継者の目の前にある
親子の確執という悩みは払しょくできません。

 

もう一つ言っておくと、弁護士や税理士、
保険屋さんも、後継者の味方ではないです。
彼らはお金を払ってくれる人の味方です。
つまり、会社のお金を自由自在にできる
先代の言うことしか聞きません。

つまり、お金出したからって、
ある日突然後継者の悩みがなくなる
都合のいい方法なんてこの世に存在しません。
残念ですけど。
ただし、お金もかからずさほど大きな努力もいらないけど、
ちょっとばかり時間のかかる方法はあります。

 

さて、話がそれましたが、悩みはグルグル回る。
それを断ち切るには、「なぜ」悩んでるか?
というところにある程度アタリをつける必要があります。
何も考えず「事業承継セミナー」とかいうタイトルで、
自分に関連ありそうかなーと思って参加したって、
何の解決にもなりません。
ああいうのやってるやつは、ほとんどがオヤジの味方。
自分は後継者になった経験ない奴ばかりなんで、
まーーったくあなたの境遇を理解できない。

あれこれかんがえて、たどり着く結論はだいたいこんな感じ。
「オヤジこそ、俺の悩みの種だ」
なんていう風になります。
いやいや、それもちょっと待ってください。
そうなると、悩みを解決するには、
A:オヤジを排除する
B:オヤジを支配下に置く
C:オヤジを骨抜きにする
とかいうぐらいのバリエーションしかなくなっちゃいます。

だから、
オヤジを会議に出させなくしたり、
オヤジを会社に居づらくさせたり、
オヤジが解らないであろう言葉を使ったり、
オヤジを邪魔ものにしたりして、
排除したくなっちゃうわけです。

 

で、そこから血みどろの争いが始まります。
親子双方が弁護士を雇うと、
プロキシーファイトとか、
訳の分かんない状態になります。
こうなったら、対立構図が際立っちゃって、
もはや親子で事業承継する意味ある?って感じですね。
だったら、息子よ、起業しちゃえよ、と。
オヤジだって、息子を後継者とかにすんなよ、と。

さてさて、八方ふさがりな様相を呈してきました。
ここで結論めいた話をします。
後継者は、
悩みの原因を取り除こうとしてはいけない
ということなのです。

オヤジが原因だったら、それを排除するのではなく、
それを自分の中に取り込んじゃうんです。
「いやいや、そんなこと言ったって、
あの頑固オヤジを取り込むなんてできるわけないでしょ」
なんて言いたい気持ち、よくわかります。

その言い分はごもっともです。
だからオヤジ自身に何かを求めてはいけません。
ありがちで、道徳的な事業承継の本には、
「親子の対話が重要」
とか書いてますけど、

対話できてりゃあ、もう解決してるよ!

と本を投げ捨てたい気持ちになりません?
それほど無責任なアドバイスはない。
それって、連続殺人を犯している殺人犯に、
殺人は、辞めたほうがいいよ
ってアドバイスするようなもんでしょ?

じゃあ、どうすりゃいいのって話です。
それは簡単です。
オヤジを取り巻く環境を変えるってこと。
と言っても、左遷して海外に飛ばすとか、
掃除夫の仕事をさせるとか、
そういうことではありません。

あなたとオヤジの間にいる社員との関係性を変えるのです。
もちろん、社員と結託して仲間外れにするわけではないですよ。
あなたと社員のつながりが、オヤジと社員とのつながりを上回る関係を作ればいい。

で、あなたと社員がつながる方法は前にも書きました。
ちゃんと社員の話を聞く、ということです。
この「ちゃんと」が重要です。
そうすることで、あなたとオヤジの関係性は、確実に変わります。
嘘だと思えば試してみてください。

コストゼロ、ちょっとの努力を積み重ねるだけ。
こんなお得なアドバイス、そうそうあるものではありませんよ?
よかったら、後継者倶楽部、入会してね。
もうちょっと詳しくお話ししますよー。

——————————————
小冊子無料ダウンロードはコチラ
Fecebookページに「いいね!」をお願いします。
後継者の社交場「後継者倶楽部」のご案内はこちら

関連記事

  1. 子息・子女を後継者に勧める5つの理由

  2. 1000冊目の変化 

  3. 後継者よ、大志を抱け!?

  4. 後継者が「言葉」を操ることの重要性

  5. 10秒の壁と後継者

  6. 知りえない情報を知る職業ーーー差別化は限界なのか?

  7. 後継者は親を超えてはいけない!?

  8. 自分が一番うまくできるというジレンマとどう付き合うか?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ツールバーへスキップ