親子経営で相互理解を促す簡単ワーク

「あなたの会社に影響を与えるものは何ですか?」
このシンプルな質問に対して、いくつの要素が思い浮かぶでしょうか?
ちょっと時間のある時に、書き出してみてほしいのです。
この質問の答えを書き出していくと、あることがつぶさにわかります。
そのある事とは・・・





こんにちは。
中小企業二代目サポーター田村薫です。

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経営において、自社が置かれた環境を分析するのは大事なことだと思います。
そんな折、良く使われるのがSWOT分析です。
以前も書きましたが、SWOT分析を経営で取り入れるのは結構難しいと思っています。
(関心のある方は、こちらの記事をご参照ください →SWOT分析にはご用心!

 

そういった難しそうな方法論を試す前に、まず手軽にできる事から始めてみてはいかがでしょうか。
それは、
「あなたの会社に影響を与えるもの」
を思いつくまま書き出す、という事です。

付箋紙に思いつくまま書き出してみてください。

たとえば、社員の教育とか、業界の法律や規制の変化、少子化や景気の変動・・・などなど。

 

ここで書きだした付箋紙、ちょっと自社の環境分析以外の目的でも使ってみましょう。
これをその内容から、三つのジャンルに分けてほしいのです。

一つ目は、自社内の事。
二つ目は、自分たちの置かれた業界の事。
三つめは、業界の外の事。

 

こうやって分類してみたときに、何が見えるでしょうか?
すべてのジャンルでまんべんなく書き出している方は少ないと思います。
良い悪いではないのですが、
自分がどの領域を強く意識しているか?を見える化できる
のではないでしょうか。

 

今、あなたが、社内で部課長だったり、専務だったりして社内のマネジメントを見ている後継者だとすると、
恐らく社内の事に関心が強いケースが多いのでしょう。
当然といえば当然ですね。

もう少し、会社の戦略を意識している人であれば、自分たちの業界に関する関心ごとが多いかもしれません。

 

一方、中小企業の経営者・経営幹部においては、業界の外の事については関心が薄いケースが多いのではないでしょうか。
もしその状態で、会社の戦略を検討していると、今の時代は少し注意したほうがいいかもしれません。
なぜそう思うかというと、今やライバルは同業他社ではないからです。

コーヒー飲料に関していえば、喫茶店、缶コーヒー、カフェといったところに、コンビニが参入しました。
書籍の購入についても、町の書店から大型書店、ネット書店、さらにコンビニ。

 

同業他社なら、似たような価値提供、似たような販売経路、似たような利便性を保つ事は多少の努力でできます。
しかし、それは逆に言うと、差別化が難しく、決定打がない状態ともいえるでしょう。
一方、他業種からの参入は、既に別の本業で培った資源があるわけですから、参入時点で一定程度の差別化ができている状態です。
つまり、こういった異業種と闘うには、それなりの準備が必要なわけです。

いやいや、私たちは長年の経験があるから。
そういっていた人ほど、そのビジネスでの立ち位置は厳しくなっているのではないでしょうか。
自信を持つことは確かに大事なのですが、
あなたの経験を本当に顧客が求めているのか?
と疑う事は重要なことではないかと思います。

顧客が「ほどほどでいい。」と思っている事に、無理な労力をかけている事もあると思います。
一方で、本物がわかる顧客だけを相手をするつもりなら、そのような経営のやり方があるはずです。
「本物をすべての顧客に届けよう」というと、素晴らしい言葉にも聞こえますが、合理性を考えるととても難しい事です。
競合ひしめく中、その難しい事をやり遂げるだけの準備と戦略が必要であるにもかかわらず、その事をわかっていないとすると非常に危険です。

 

今、世間では人工知能の話でもちきりです。
いや、ウチの業界では関係ないから。
そう言い切るとすれば、その根拠を見つけるためにも少しは学んでみる必要があるのではないでしょうか。

 

話を元に戻しましょう。

このワークを、自分だけでなく後継者、先代、社員とともにやってみてはいかがでしょうか。
後継者は何を見ていて、先代は何を見ているのか。
そして社員の関心はどこにあるのか。
これを見極めることで、それぞれの視点がわかります。

「ああ、だから先代はああ言うのか。」
「なるほど、ウチの二代目はそこを見てるから、あんなことをやりたがるのか。」
そんな足掛かりになるかもしれませんね。

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