こちらの記事「生産性を高める」という事の誤解で、生産性について記しました。
この事を日本経済規模で分析したのが本書です。
著者によると、日本はバブル期経済大国として世界に君臨しましたが、実のところGDPは高くとも生産性は決して高くなかった。
それだけではなく、未だ日本は先進諸国と比べ、非常に生産性の低い国だと評しています。
詳細は本書をお読みいただくとよいのですが、そもそも日本が強く見えたのは、単に人口が増えていたという事を基本的な考え方として挙げています。
様々なデータをもとに語られる内容は、納得感のある話です。
となると、日本のGDPを支える中小企業が効率化していかなければ日本の生産性は上がりません。
そういった事を考えたとき、中小企業の後継者が担う役割は決して小さくないことを感じさせられます。
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