上から目線の先代と、それを嫌悪する後継者の心の構造。

口を開けば、後継者になすべきことを頭ごなしに訴える先代。
あれもしなければならない、これもしなければならない。
後継者が社内でリーダーシップを発揮し始めても、社員の前で後継者に恥をかかすかの如く後継者を怒鳴りつけたりする。

後継者は、次第に先代を避けるようになり、やがて排除しようとし始めます。
事業承継の企業でしばしばめにする「あるある」話。
なぜそんなことが起こるのでしょうか。

本が出版されました!
関心を持っていただいた方は、画像をクリック。

——————————————

後継者の社交場、後継者倶楽部はこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
後継者ONLINE倶楽部
こんにちは。
中小企業二代目サポーター田村薫です。

 

唐突ですが、お金持ちってどんないでたちだと思いますか?
ニッと笑ったら、ちらりと見える金歯に、金縁眼鏡。
ジャラジャラと宝石のついたアクセサリーを身に着け、葉巻を吸って、ド派手なシャツを着ている。
ちょっとイメージが古すぎですかね(笑)

そこまでいかないにしても、ブランド品を身に着けて、さっそうと高級車に乗り込むイメージはあるかもしれませんね。

 

私は仕事柄、小金持ちから大金持ちまで、様々なお金持ちの方とお目にかかる機会もあります。
まだ高額納税者番付が公開されていたころ、相続税の支払いである年に1位になった社長のご令嬢とお目にかかる機会もありました。
彼女のいでたちは、驚くほどシンプルでした。
ジーンズに、無地の白いTシャツ、あとはシンプルなアクセサリーを控えめに身に着けている程度でした。

ちゃんと見ると、パンツもシャツも、決して安いものでなさそうなのは、ファッション音痴の私にもわかりました。
ただ、いたってシンプルで、成金めいたいでたちでなかったのは確かです。

他にも、いつお目にかかっても作業着のおじさんが、超お金持ちだったり、
開業医でそうとう稼いでる院長先生がカローラに乗っていたり、
いつもジャージ姿の兄ちゃんが、結構な高額所得者だったりします。

これって、どういう事だろう?と考えてみたことがありました。
私なりの結論は、
周囲に金持ちアピールする人は、お金に対してのコンプレックスがまだ残っている人。
まったくその意図がない人は、金持ちであることが普通な人なのだと思います。

 

本題に戻りましょう。
お金持ちか否かのみならず、人はコンプレックスがあると、自分を大きく見せたがります。
たとえば、創業社長の多くが、自己肯定感が低いという話は何度かしました。
簡単にお話しすると、子供の頃に認められなかった自分がいるから、起業して収入や社会的地位を得た。
それが、コンプレックスを埋めると信じての行動だったケースが多くあります。
本人はそのことには気づいていないのですが。

コンプレックスという心に空いた穴を埋めるのではなく、上からふさいでしまったのです。
結果、それはどこまでいっても癒されることなく、代替わりにおいてまた強くその思いが持ち上がります。
自分の社会的地位を追い落とす存在が、まさに後継者なわけです。
自分の存在がぐらつくけばぐらつくほど、創業社長は「自分が上である」という証を強く主張したがります。
結果、後継者に対し、自分の力を見せつけようと躍起になる姿こそが、「上から目線」という形に現れるのでしょう。

 

もうひとつ、注意したいことがあります。
その、上から目線に敏感に反応する後継者もまた、自己肯定感が低い可能性があります。
まったく意に介さない相手が、無理に上から目線でものを言っても、無視することは本来さほど難しい事ではありません。
場合によっては、その相手に憐れみさえ感じることもあるはずです。
しかしそれがやたらと心に引っかかるとすれば、後継者もまた自分の心に「とるに足りない自分」を認めている可能性があります。
場合によっては、上から目線で言っているわけでもないのに、後継者が勝手に上から・・・と受け取っているだけの事もあります。

まずは、そういった可能性があることを知り、自問自答してみる事で自分の本質に気付くと、あれほど嫌悪感を感じた先代の言葉をフラットに受け止めるようになれます。
これは心の反応の「クセ」なので、注意していくと緩まります。
私自身もまた、なにかと嫌悪感を募らせていた時期がありましたが、あるタイミングからさらっと流せるようになりました。
意識して、クセの修正にチャレンジしてみてください。

 

——————————————

後継者としての生き方に迷ったら、同じ境遇の仲間と意見交換しませんか。
もしかしたら、未来の仲間やメンターとであえるかも・・・?
よかったら、後継者専用オンラインコミュニティにお越しくださいませ。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
後継者ONLINE倶楽部

 

本が出版されました!
関心を持っていただいた方は、画像をクリック。

——————————————

■後継者向けセミナー開催日程はこちら

 

 

関連記事

  1. 感情を忘れた後継者

  2. 悩んでいる選択をひとりで解決する方法

  3. 頼られない後継者のための戦略

  4. 未来を思考するクセ

  5. 後継者の心に巣くうモヤモヤを解放するパスワード

  6. 事業承継が完了したと思ったら親が出戻ってきた話

  7. 今考えたい後継者の現実的対応

  8. 親の会社を継ぐときのコツ

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。