後継者

大阪府倫理法人会の後継者倫理塾のすごさ

私、豊中市倫理法人会というところに所属しています。
で、その上位団体として大阪府倫理法人会というのがあります。
ここで、後継者倫理塾というのが毎年、メンバーを募集しています。
10か月間のカリキュラムがあり、それをこなしていく感じの日々。
これがなかなかすごいのです。


私の著書です。

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親の会社を継ぐ技術

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最近のこのブログでは、親子の事業承継の問題は、人間関係の問題だと繰り返し伝えています。
とはいえ、人間関係をどうこうせよとか、
相手を敬えとか、
言われたところでできるはずもないのが人間の性。

これを変えていくには、
「毎日繰り返しそういった考えをインプットする」
という方法が一般的です。

しかし、どうもこの倫理法人会での後継者倫理塾は、
毎日、普通では感じないような「体験」を沢山するように企画されているように思います。
あるいみ、苦しくて、ストレスを感じるカリキュラムをクリアしていくことで、自然と考え方が変わってくるような仕立てになっているようです。

実は、この倫理法人会の2泊三日の経営者向けの宿泊研修に参加したことがあります。
この時は、初めて会った人たちとチームを組み、三日間の間にたくさんの「課題」が起こるような仕掛けがなされています。
この課題をクリアするためには、全員が協力しなければ前に進むことができません。
そうすると、課題を前にして、皆が一致団結し、チームがしっかりと結びついてくるんですね。

その中で、様々な心境の変化を体験します。
私はこのセミナーに参加した時、10年かかるチームビルディングを三日で体験することができるセミナーである、と感じたものです。
今回の後継者倫理塾も、どうやら毎日課題が与えられ、そこにお互いフィードバックをしあい、という事でかなり厳しいカリキュラムがあったようです。
こういう厳しい環境の中から、人は学びを得るんだな、と感じます。

さて、私たち後継者も、きっといろいろと厳しい環境にあるんじゃないかと思います。
で、大事なのは、そこで私たち自身が何を学ぶかです。
親に指を指して、「あんたが悪い」というのは簡単です。
しかし、自分も直すべき点がなかったか?と振り返ってみることはとても大事です。

是非そんな思いを持っていただければと思います。


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