後継者

後継者の置かれる立場は意外と特殊でもなかったりします

後継者・跡継ぎの方とのお話の中で、
「ウチは特殊な状況で・・・」
という話が多くあります。

ただ、私が伺うと、意外と特殊でなかったりします。
構造はみんな同じ、という感じなんです。


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親と経営上の考え方が合わない、
後継者がやろうとしたことに、親が文句をつける、
後継者として尊重されない、居場所がない、
親は早く経営を引き継げというが、何も教えてくれない、
後継者に責任は負わせるけど、先代は権利は渡さない、
後継者が進めようとするプロジェクトを、知らぬ間に潰している、
親である先代が、自分をクビにしようとする…

などなど。

一つ一つの物ごとを検討すると、いったい何が起こってるのか?と思う話。
けど、全体を通して言えることは、親にも後継者にもいろんなジレンマがある、ということ。

親は、代を譲るべきとは頭で分かっているけど、ついつい自分のやり方に引き戻そうとしてしまう。
後継者は、しっかりと受け取らなければと思うけど、自己主張が激しくなる。
双方がそれなりに自覚している企業ほど、親子の問題が噴出しがちなんです。

だから、孤独に陥らないでほしいと思います。
みんな、けっこう同じ悩みを持っています。

そこでありがちなのが、自分以外を変えようとすること。
先代を変える、社員を変える、会社を変えるなど。
けど恐らく、それはほぼ不可能。
なのに私たち後継者はそこにこだわりがちです。

実は、一番手っ取り早い方法は、自分が変わること。
「いろいろやりたいことはあるけど、先代はそういう行動をとるんだな」
と感情をいれずに状況を俯瞰し、できないことにこだわるのではななく、できることだけにフォーカスしてみます。
すると意外と、心が安定してきて、まったく違う視点で状況を見ることができるようになります。

そして後継者が安定すると、社員も安定してきます。
だんだんとコミュニケーションが取れるようになり、結果として、今までなかなかうまくいかなかったことが前向きに回りだすことがあります。
そのためには、自分が変わる。
ちょっと意識してみてほしいと思います。

 


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