後継者

後継者のプライドが傷つくときあらわになるものの正体とは?

親の会社を継ぐ後継者。
色々と気を張って頑張らなければならないシーンが多いと思います。
従業員や、古参社員、金融機関や取引先に、なめられてはいけない、という思いでいわば虚勢を張りがちです。
特に弱みを見せてはいけない、という思いも強いのではないでしょうか。
それゆえに、プライドが高く、不自由なことも多くなるのではないでしょうか。

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以前、こんな記事を書きました。

プライドが傷ついた、と感じるときには自分の行動を見直してみよう、という内容です。

プライドを傷つけられたとき、どんな行動をとりますか?

一方で、私たちが持っているプライドというのは、実はコンプレックスを隠すための物である場合もあります。
たとえば、自分に自信のない人ほど、人を見下そうとします。
自信のある人は、他人がどういう状態でも関係ないから、関心を持たないはずなのに。
昔からよくあるドラマのワンシーンで、主人公に嫉妬する敵キャラなんかは、自分はメインストリームを歩めないコンプレックスがあるから強がって主人公をイジメたりします。

後継者の場合、多くの人は自信がないのですが、それを表立って口にできません。
それでなくとも、後継者って経営者として未熟とか、親の七光りとか言われがちです。
本来の自身を持っていれば、何を言われても動じないのですが、深層心理出来にしているからそういうところを指摘されるとカチンと来てしまう。
そうなるのが嫌だから、そもそもそういった弱さを見せないように振る舞う。
これがいわゆる「プライド」というやつなわけです。

そしてこの変なプライドが人間関係や、社内のコミュニケーションで何かと邪魔をしたりします。

じゃあ、このややこしいプライド、どうすれば捨てることができるのでしょうか。
実はやり方はシンプルで、弱い自分、ダメな自分をそのまま認めてしまえばいいだけです。
そりゃあ、経営なんてやったことがないんだから、全然ダメなのはよくわかってるんです。
だからそれを認めてしまえばいいのです。

すると何が起こるかというと、
「自分は新米で何もわかりません。だから、アドバイスを頂けませんか?」
と何のためらいもなく言えるようになります。
その結果、相手はどう反応するでしょう?
多分この言葉を聞いて、「そんな事じゃダメじゃないか!」と叱られるかもしれませんが、手を差し伸べようとしてくださる可能性は高いのではないでしょうか。
最終的にそのアドバイスを採用するかどうかはおいておいて、ある程度相手の立場を尊重したコミュニケーションが成り立ちます。
そして何より、社員と変に競わなくていい分、自分も楽になるはずです。

経営者としてまだまだなのを隠していい格好するよりも、まだまだなりに素直に学ぶ姿勢を見せればいいだけなのです。
無理に優位に立つ必要などないのではないでしょうか。

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