後継者

親の会社に勤めているけど給与が低すぎる!?

後継者あるあるの一つですが、親の会社に勤めていて給与が低いというパターン。
世間的には、「二代目のボンボンなんだから、たくさん給与もらってるんでしょ?」となりがちです。
しかし現実はそうとばかりは言い切れない。
私自身そうでしたが、基本的に、大学時代の同級生のほとんどと比べて給与は低めでした。
そのうえ、勝手に給与天引きで積立みたいなことをさせられたりで、可処分所得はかなり低めだった記憶があります。


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親子経営においては、実は親側もいろいろと考えるところはあるようです。
会社に余力があったとしても、後継者にたくさん報酬を出すと、ろくなことをしない、という考えを持つ人もいるようです。
また、一定の厳しさを経験させるために、あえて低めの報酬とすることもあるでしょう。

それが、後継者・跡継ぎにしてみれば、なんだか信用されてないとか、
大変な役割のわりに合わないとか、
そんな風に環境に対して、いろんな思いが交錯します。
場合によっては、そんなことが原因で、親の会社を辞めたいという思いに至ることもあるかもしれません。

ただ一方で、会社の台所事情として、決して多くの報酬を払うことができる状況ではない、という場合も少なからずあります。
後継者・跡継ぎに知らされない借金があるとか、決算状況は悲惨だとか、そんな状態がある場合もあるでしょう。
後継者・跡継ぎにとって難しい所の一つは、会社と運命共同体であるにもかかわらず、会社の状況が正しく知らされるとは限らないというところにもありそうです。

 

話を元に戻しましょう。
親子経営に限らず、経営者と従業員の関係の中で「給与が安いから辞めたい」という話は日常茶飯事です。
しかし、その本質を見ていくと、給与の額云々も大事ですが、それ以上に「上司に認められているか?」というのがとても大事な要素。
それなりに受け入れられれば、多少であれば給与が安めでもその枠内で頑張るものです。
つまり、こういった思いが出てくる背景には、後継者・跡継ぎが「自分は認められていない」というガッカリ感が強いのではないかと思います。

そして、後継者・跡継ぎは親に認められようとシャカリキになる。
すると、今度は従業員とのギャップが出てくる。
後継者・跡継ぎはこりつしてしまうのです。
どうも、悪循環ですね。

じゃあどうすればいいのでしょうか。
大事なのは、まずは「自分は頑張ってる」ということを自分で認めることが大事だと思います。
もちろん足りない部分もあるでしょうが、出来ていることに目を向けてみます。
私たちは、いつも不安になるから、誰かから認めてもらおうと頑張ってしまいます。
だから認められないと、心に欠けが出来てしまうんですね。
現状上手くいってるとか、いってないとか、将来に不安があるとか、色んな心配があろうかと思います。
けど今この瞬間は、とりあえず生きていて、仕事ができています。
そのことを喜び、感謝し、それができている自分を湛えましょう。
そうやって心を落ち着けて、誰かに認められることを求めるのではなく、自分の能力を出し切ることに集中してみてください。
そうすれば、ほんの少し、不満が溶けていくかもしれません。

ここは頭の理解だけではどうにもならないかもしれません。
ですから、とにかく「大丈夫」という言葉を、自分に投げかけてみてください。
きっと何かしら力になるのではないかともいます。

 

 


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