親の会社を継ぐために会社に入社した後継者。
実は、私の知る限り、「あまり目立ちたくない」という人が多い。
それは、ひとたび会社に入ると、社長の息子(娘)ということで、否応なく注目されるので当然かもしれません。
しかし、外に向かっての情報発信、結構大事だと思うのです。
それはなぜかをお話ししたいと思います。
私の著書です。
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まず、後継者がSNS発信すべき理由の一つ目。
それは、AI時代に突入したから。
色々見ているとわかりますが、あたかも写真のような画像をAIが作っていたり、
今では動画さえ自動生成。
私自身試してみたのですが、写真が一枚あれば、その一枚の写真を「しゃべる」動画にすることも可能。
もうびっくりです。
そんな時代に、例えば私は田村という名前ですが、その田村が実在する人物なのかが周囲からはわからなくなってしまいます。
人間に近い対応をするチャットボットや、合成音声に動画。
何が本当かがわからない時代に、私はここにいて、こう考える人間である、という事を発信するのは経営者としてはとても大事なことだと思います。
AIが増えれば増えるほど、リアルの価値は上がります。
その希少性をしっかりと活用していきましょう。
それはビジネス上で、とても大事になると思います。
二つ目は、そこに人間性が出るから。
いくら、理念だのミッションだの言ったところで、言葉はいくらでも化粧できます。
しかし、日頃の行動や活動では必ず地が出ます。
その地を見せるためには、日々のSNS発信が最も手軽なんですね。
そして三つ目は、リクルーティングです。
今の若い人は、定量的な条件というより、ここに生きがいがあるのか?という観点で会社選びをするようです。
その時に、SNSで社長の人となりが見える状態だと、彼らにとってマッチする会社なのかどうかがわかりやすくなります。
そういったことから、ぜひ後継者の皆様も、SNS発信にチャレンジしてみて下さい。
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