後継者

後継者は「上手くやろう」とするのをやめるとうまくいく!?

親の会社を継ぐことになり、私は後継者として親の会社に入りました。
もう入社当初からずっと、将来社長になることを意識しているわけです。
そうると、失敗は許されないと思います。
そして、うまくやろうと頑張ります。

その結果、とにかくたくさん本を読み、セミナーに参加して、学びを得ようとします。
しかし、そんな事を何十年も続けてきて、ふと感じることがありました。
テクニックでは限界があるんだな、と。

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たとえば、私はマーケティングについて、結構いろいろ勉強しました。
そうすると、色んなテクニックがあります。
たとえば、キャッチコピーには、具体的な数字を入れよ、とか、
読んでほしい対象を絞り込め、とか、
行動への借りた手を行え、、とか。

それ以外でも、WEBサイトの申込ボタンは、オレンジがいいとか、緑がいいとか。
話の流れの順番はこの順番とか。

確かにそういったセオリーを踏んで作られたランディングページはこれまでよりきっと高い成果を得られるでしょう。
ただ一方で、まったくそういたセオリーに属さないWEBサイト、
あるいは、ネットでの集客さえもしていないのに口コミでうわさが広がり、常に行列ができるお店や、
売り切れが当たり前の商品や、常に満席の公園かなんかがいる、という現実もあります。

そんなものを見たときに感じるのは、商品だったり、その人が放つパワーみたいなものが結構大事なのかな、と感じてしまうのです。
決して奇をてらうわけでもないのに、なぜか人が集まる人っていませんか?
こういう人や物になぜ人が集まるかは、私にはよくわかりません。
ただ、なんとなくただならぬものを感じるのも事実。
とにかくどっしりとして、動かない、という印象。

じゃあそれをどうすれば獲得できるのでしょうか。
すごく抽象的になるのですが、恐らく信念とでもいうのでしょうか。
ここだけは守りたいという強い思い。
これをある日突然持てと言われても持てるものではありません。
それでも私たちは、経営なり、人生における確固たる信念を持つよう努力をしたほうがいいように思います。
それは決して誰かを説くという意味ではなくて、自分の中のこだわりという事で徹底する感じでしょうか。
誰に何を言われても揺るがない信念をどう育てていくかは難題ですが、一つ言えることはそのことについてたくさんの時間考え、意識し続けることだと思います。

すごく大きな問いですが、自分は何のために生きているのか。
何のために社長になるのか。
そこを問い続ける中で、答えを見つけたとき、自分の世界をつくれるのではないでしょうか。

是非ご検討ください。

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