リーダーにとって重要なスキルの一つに「待つ」という事があると思います。
というのも、社員が自発的に動くためには、社員が気づき、動き始めるまで待ち続けなければなりません。
これはついつい手を出したくなるにもかかわらず、それをせず、ただ見るという状態に耐える必要があります。
そんな修行、積んでみませんか?
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社員が自発的に動く組織、というと多くのリーダー層が前のめりになります。
社員が自分で考えて、自分で動き、自分で試行錯誤をしてくれれば、社長も後継者も苦労がないように見えるからです。
そんな組織を作るコツを2人のカリスマ的ビジネスパースンが伝えています。
その内容について少し見てみましょう。
まずは、神田昌典さん。
日本の経営コンサルタント・マーケッターとしては知名度・実力ともにトップレベルの方。
神田さんが、自発的組織をつくる方法をあるセミナーで語っていたのはこんな感じです。
・毎朝朝礼で、社内の課題について気付いたことを社員に発表させる
・発表した気付きについて、特に何の対策も担当者も支持することなく、放置する。
・発表したことが解消されない間は、毎日発表しつづける。
これは何をやっているかというと、社内に埋もれている課題を共通認識として意識させているようです。
気付いているけど、別にそれを改善しようというわけでもない。
しかし人は、毎日気になることを発表しつづけると、いずれなんとかしたくなる人が現れる。
それまでじっと待つんだそうです。
同じ方法を、フロー経営・燃える集団などといった、組織が実力以上の能力を発揮する様子を研究していた天外伺朗さんも提案していました。
課題を発表しあい、それを放置する。
すると自然と、気になる人が解決し始める、と。
多くの失敗は、「自発的組織をつくる」といいつつ、自発を待てない経営者や後継者は多い。
その理由は、会社の課題が明確になっていて、それを放置するのは難しいという事。
けど、リーダー層の感性は一般従業員より強いので、先に改善策を出してしまうわけです。
そうすると、従業員は自分でやらなければ、という意識を持てないまま、「上司が考えてるから、言うとおりにすればいい」となるようです。
だから、従業員たちが、「上司は何もする気がないらしいぞ」と思い始めて初めて従業員が動き出すわけです。
そうなると私たちは、無能と思われるか本か、社員の尊敬を得られないぞとか、余計なことを考えがちです。
結果として必要なのが、「従業員の自発性」であるなら、そういった部分は度外視してもいいのかもしれません。
ということで、後継者などのリーダー層は自分の評価を守るために、社員の自主性が動き始める前に動いて処理してしまいがちなのです。
状況によりケリではありますが、後継者は「待つ」ことを覚える必要があるのです。
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