事業承継というテーマにおいて、サントリーという会社はとても興味深い。
あれだけ大きな会社なのに、上場していない。
しかも、基本的には世襲で事業承継を行ってきている。(現在は血縁関係のない人が社長ですが)
それが決して変な感じにはなってないんですね。
その秘訣はどこにあるのでしょうか?
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経営者が世襲で代替わりしていくとなると、あまりいい印象はないと思います。
組織が腐敗していくというどことなく困った感じの会社になりそうな気がします。
しかし、サントリーという会社、基本的にはけっこういい会社という評判をよく耳にします。
そして、長い間世襲で経営が続き、会社も成長路線をすすんでいるように感じられます。
さて、そんなサントリーのキーマンへのインタビューをもとに構成された一冊の本が出版されました。
私もまだ読み始めたところなのですが、色々と参考になる事があったので簡単にご紹介します。
これはご存知の方も多いと思うのですが、サントリーは創業当初から、「利益三分主義」という考え方を守り通しているようです。
事業によって得た利益は、「事業への再投資」「お得意先・お取引先へのサービス」にとどまらず、「社会への貢献」にも役立てたいという考えです。
古くは、1921年に大阪市西成区に今宮診療所を開設し、無料で診療したところがスタート。
現在に至っても、サントリーホールなど、文化芸術の発展に貢献していたりします。
そもそも1921年といえば、ヒトラーがナチス党党首に就任したとか、原敬首相が暗殺されたとか、決して日本も安定した時代ではなかったでしょう。
多くの人が自分の生活で精いっぱいだった時に、無料の診療所開設などよほどの気概がなければできなさそうな気がします。
これが今も息づいている、という事は、恐らく会社が長く続いている理由ではないかと思います。
私利私欲だけのために走っている会社はどこかで分裂してしまいます。
もう一つ言えるのは、代々、会社のトップとして大事な資質を明確にしていること。
その重要なものの一つが「運がいい」ということ。
インタビュー中、運が良かったという言葉を連発する佐治氏。
本書の冒頭は、なんだかスピリチュアル系の本でも読んでいるのかと思ったくらいです。
経営者は自分の力でここまで来た、という感じよりも、
何かに生かされ、なにかに導かれている、という感覚は大事なのかもしれません。
もちろん、そういった運を引き寄せるためには努力は欠かすことができないもの。
努力したからと言って運が良くなるとは限らないけど、努力のないところに運は来ないという考え方を持っているようです。
後継者の方も、ご一読して見られてはいかがでしょうか。
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