先日、ある浄水器の業者さんとお話をしていました。
浄水器の良さって、なかなか伝わらないので、彼らはお客様の前でデモンストレーションをやってその良さを体感してもらうそうです。
ただ、コロナが流行を始めてから、それをZOOMなどのオンライン会議システムでやったそうです。
しかし、成約率がまったく上がらない。
色々と工夫してみたけど、リアルとは全然違うと言います。
オンライン会議が普及して便利になった一面はあるのですが、必ずしもそれが最良とは言えないこともある。
これ、会社の経営の中で見たときに、新しくて、便利なことを求める後継者の考え方と、
古いものを大事にしたい先代の考え方の「どちらが正しいか?」という議論の参考にしたい話ではあります。
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後継者である私たちは、
・効率的
・合理的
・システマチック
といった会社の在り方を求める傾向があるのではないでしょうか。
出来るだけ無駄を排除して、最短距離で成功したい。
そんな思いが強いのではないかと思います。
しかし、冒頭の浄水器のデモの話を思い出してください。
効率的に見えるZOOMでのデモですが、結局、成約率がダダ下がり。
いくら全国ネットでデモできたところで、制約できなければ意味がありません。
実は、便利で効率的で合理的な事って、最終的な目的について考えると、必ずしも合理的でないこともあったりします。
なぜそうなるかはわかりませんが、たとえば、リアルで見るデモはそれなりの迫力があるけど、
画面越しに見るデモは、どこかテレビでも見ているような現実感が薄い「番組」になってしまうのかもしれません。
また、デモ会場を途中で抜けるのは少し気持ち的に罪悪感を感じるけど、オンラインなら気軽にサインアウトできる。
そんな違いもあるのかもしれません。
もちろん、効率化、合理化、システム化に反対しているわけではありません。
いずれそちらに動くことは間違いないと思うのですが、その過程で様々なことを学習しなければならない、という前提を忘れてはいけないという事です。
そして先代は、そこで起こる試行錯誤にリスクを感じていることを、後継者は理解しておいたほうがコミュニケーションがとりやすくなります。
後継者としては、先代が何でもかんでも否定している印象が強いかもしれませんが、先代とて先代が見ている世界がある、という事でしょう。
現実は、新しいものと古いものが、融合していくことが大事なことも多い。
先代と後継者の考え方も、融合していくことがうまくやっていく秘訣ではないでしょうか。
リアルの良さを活かすためのデジタル、という考え方があると、デジタルに深みが出てきます。
先代からの良さを活かすために後継者が作る社内システム。
そんな位置づけも一考かもしれません。
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