年末年始のご挨拶や、取引業者の信任担当者のご挨拶など。
様々なシーンで、先代と後継者が同じテーブルで、社外の方とお話する機会は少なからずあると思います。
私は後継者として先代とそういったテーブルにつくことが大っ嫌いでした。
はじめのうちはなぜそんなに嫌なのかがわかりませんでしたが、ある時そのことにハッと気づいたのです。
先代は後継者である私に恥をかかせるからなのです。
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後継者ともなると未熟であることは自分でもよくわかっています。
それでも、何とか取り繕いながら頑張っているわけです。
そんな中、先代はよく、第三者の前で後継者のメンツを丸つぶれにします。
こんな会話のパターン、よくあるのではないでしょうか。
まずは、先代自身が、いかに自分がきめ細かく、こだわりを持って仕事をしているかを語ります。
こんなこともやるし、あんなこともやる、これは自分独自の判断でやっている。
そうすることで、今の会社が成り立っている、といった論調です。
その話がひとしきり終わると、後継者の方に話を振ります。
「まだまだ、後継者はそこまでのことは出来ないのだけれど・・・」
という内容です。
つまり、先代自身はすごいけど、後継者はまだまだだ、と言いたいのです。
すごーくシンプル化して言うと、マウントをとってるわけです。
後継者としては、第三者を前にして激しく抗議するわけにもいかず、聞いているような聞いていないようなふり。
もうこうなると、第三者の方が先代を持ち上げれば持ち上げるほどバカバカしく見えてくる。
もうこんなことやってられない。
そんな風に思われることも多いのではないでしょうか。
この行為、いわゆるマウンティングです。
先代は決して後継者をクサすつもりがあるわけではありませんが、自分の評価を上げるために比較対象が必要になります。
そこで手近にいる後継者を対象にするわけです。
まだまだ後継者には出来ないことをやっていて、先代は「俺はすごいだろ」と言いたいだけなのです。
悪気はないとはいえ、後継者はこういう事をされると一気にモチベーションは下がります。
さんざん自慢話をして、それで終わればいいものを、わざわざ後継者を下げるのだからイラっと来ます。
ここで先代とバトルを行ってもあまりいいことはなさそうです。
むしろ第三者の評価を下げてしまうリスクが大きい。
結局は、少し我慢して、いうに任せておくのが一番のような気がします。
ここで評価を下げられて後継者自身がイラっとするのは、自分の中に劣等感を持っているからです。
その劣等感と向き合い、「自分は親である先代にマウントを取られると、そこから逃れたい思いを強く持っているんだな」ということに気付くことが大事。
自分に劣等感があることを認めると、ずいぶん楽になります。
そういったことに気付くきっかけを、先代のマウンティングという形で提供されているのかもしれません。
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