後継者・跡継ぎ・二代目経営者の社内の職人気質の人たちとのコミュニケーションについて考えてみた

今日のお話は、私には直接の経験があるわけでもないお話です。
そんな中で、例えばお客様としてのお付き合いや、色んな方々のお話を伺った中で感じたことをもとに、職人気質の方とのおつきあいについて考えて見ました。
どちらかというと、後継者・跡継ぎ・二代目経営者の方は、おとなしめな方が多いと思います。
一方で、建設や運送といった業種においては、そこで働く人たちはちょっと荒っぽい部分があったり、物言いがストレートだったり、なかなかこの人たちのリーダーとなるのは難しいと感じることも多いかもしれません。
経験豊かな職人さんを、現場をあまり知らない後継者・跡継ぎ・二代目経営者が力で動かそうというのは、かなり無理がありそうです。
ならばどうすればいいのでしょうか。

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後継者・跡継ぎ・二代目経営者の方は、比較的、お行儀良く育つ方が多いと思います。
親からのしつけの厳しさなどもあったり、期待の大きさもあったりで、それに応えようと割と真面目に育っている方が多いと思います。
一方、現場で仕事をされる職人さんというのは、たいていは、学歴でもなく、お行儀でもなく、腕一本で生きてきた、という表現がまさにピッタリの方が多いと思います。
丁寧に教えられて育つというより、技を盗み、一人で研鑽を積み、何とか一人前として認められたい一心で、毎日の努力を重ねてきた人たちが多いのではないでしょうか。

それは逆に言うと、職人さんはその技術と過去の努力については、とても高いプライドを持っていますし、自分の内面的な存在価値のかなり大きな部分を技術と努力に追っていると思います。
単純化して言うと、技術と努力で生きてきた人、と言えると思います。

つまり、その技術と努力にかんするマウントをとる、というのが基本的な資質としてあるように思います。
技術と努力に長けた人は尊敬の対象だし、それが自分に及ばないと見える人は、たとえ上司であっても尊敬の対象にはなりにくいと考えられそうです。

 

逆に言えば、彼らのリーダーになりたいなら、一番シンプルな方法は、彼らに勝る技術と努力を重ねることと言えます。
しかし、後継者・跡継ぎ・二代目経営者の仕事はきっと、現場の仕事を誰よりも上手にやることではないのだと思います。ここに矛盾が生まれてしまいます。
じゃあどうすればいいのでしょうか。

私の仮説ではありますが、まずは職人さんたちのプライドの根底にある技術について、十分に学び、尊重し、尊敬を示すことが大事だと思います。彼らの積み上げてきたものをリスペクトし、それが会社を支えてきたことをしっかりと受け入れるのが第一ステップ。
そして二つ目として、彼らは努力の人ですから、同じように努力する人(特に泥臭い努力がいい)には共感することが多いと思われます。後継者・跡継ぎ・二代目経営者は、彼らと同じ道に進まずとも、一生懸命に仕事をし、自分なりの強さを見せることが大事だと思います。ある一部分に関するこだわりなども大事な部分でしょう。何を言われても一歩も引かない強さも必要だと思います。そうやって、お互いが極めるものは違っても、ともに努力する仲間という意識が生まれ始めるまでは努力を惜しまないようにしましょう。

そうやって、お互いがお互いのスペシャリストな部分で自分を発揮する、という尊敬の関係が出来上がると、お互いの役割分担を上手くできるようになるように思います。

逆に、後継者・跡継ぎ・二代目経営者のやらかしがちな誤りは、彼らの技術や経験を全否定から入る事が多いのではないでしょうか。
たしかに、古すぎることもあるでしょうし、変えて生きた文化もあるでしょう。
ただいきなり上から物を言っても動かない、あるいは一斉退職が起こる(その覚悟があるなら上から物を言ってもいいと思いますが…)可能性が高いと思いますが、一旦認め、受け入れたうえで冷静にこれからのことを話すというワンクッションがあるだけで、随分印象が変わるように思います。

相手を認め、
自分は努力し、芯の強さを見せ、
ともに歩み寄る。

これがシンプルに表現した場合のステップです。
言うだけなら簡単ですが、やるのは大変だと思います。
ただ、自分のやるべきことを一生懸命やりつつ、彼らの能力をしっかりと尊重するというのは、ある意味当たり前と言えるかもしれません。
特別機追う必要はありませんが、「自分を変える前に他人を変える」という考え方ではなく、「他人を変えたいなら自分が変わる」というところから始めたほうが成功率が高まると思います。

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