後継者

後継者のことを一般の人たちはどう見ているのか?

親の会社を継ぐ後継者は、世間ではどんな風に評されているのでしょうか?
後継者の多くは世間体をそこそこ大事にされる方が多いと思います。
また、後継者が感じる不安の多くは、そういった周囲の目からの批判的意見に対してではないでしょうか。
その状況を知っておくことは、ちょっとした心配事を少し軽減する役にも立つかもしれません。

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二代目経営者、二代目社長、
後継者、後継ぎ、アトツギ…
色んな呼び方がありますが、私の見聞きした範囲では一般的な方からみた後継者の立場は、
「うらやましい」
という状況のようです。

一般のサラリーマンや専業主婦などで、経営という物とはあまり直接的に関わりがない人。
彼らから見た二代目は、いわゆるボンボン。
将来は親の会社を継ぐことが決まっていて、高収入が期待できて、
そんなに努力しなくても、未来の社長。
苦労とは無縁の人、という印象を持っている方が多いと思います。
そもそも、普通の人は私たちが、二代目社長だったり後継者であるという事にさほど関心も持たれていないとは思いますが。

自身が創業社長である方から見た場合は、後継者に線の細さを感じているかもしれません。
人によっては、自分はこんなに苦労したのに後継者何て楽をしすぎ…なんていうジェラシーを感じる人も少なからずいらっしゃいます。
すこし厳しい言葉を浴びせてくる他社の創業社長がいらっしゃるとしたら、そんな心境を持っている方もいるのかもしれません。

そして、同じ境遇の二代目、後継者、後継ぎからは、
「アイツのところはうまくいってるんだろうなぁ」
「アイツはしっかり後継者として活躍してるんだろうなぁ」
何ていう風に思われている可能性が高い。

これらを総合すると、私たち後継者はわりと羨望のまなざしで見られています。

いい車に乗ってるとか、超美人の彼女やイケメンの彼氏を連れてるとか、
そういう時の羨望のまなざしはありがたいのに、なぜ、後継者であるときの羨望のまなざしは煩わしいのでしょうか?
簡単です。
その「利」を感じられないからです。

いい車や、素敵なパートナーは、あると気分がいい。
けど、後継者であることは気分がいいとは限らない。
なぜかというと、こういった「経営者の世界の常識」の中に飛び込んでしまうからではないかと思います。
・創業の苦労こそ経営者としての誇りである(後継者は創業の苦労を知らない)
・創業社長こそが最も大きな存在である(後継者は小物)
・創業社長が経営を正しく運営している(後継者は未熟)
なんとなく多くの人がイメージしているこういった経営の常識。
これは、どちらかというと後継者にとって残念な感想です。

私たち後継者は、前段のような羨望を受けつつ、
後段のように低い評価も同時にされているという印象を否定できません。

つまり、手放しでは喜べない状態がそこにはあるわけです。
すると、本来の羨望のまなざしも、むしろ皮肉にしか見えなくなってしまいます。

さて、ここまで見てきて、ひとつの問題に気づきませんでしょうか?
私たちは、どうも「世間からどう見られるか?」という事をやけに気にしてはいないでしょうか?
たとえば、好きな車を自分ではカッコいいと思っていても、他人から見れば「なんであんな車…」と思う人は多い。
けど、本人は好きだと思っているから、他人がどう思おうと、気持ちよく乗ってるわけです。

たぶん後継者という立場も同じで、自分さえその気になれば、実は誰からどう見られてるかはあまり関係ないはずです。
けど、それを気にするのは、自分の中での踏ん切りがついていないからかもしれません。
世間体を気にして親の会社を継ぎ、世間体を気にしながら働く。
これはなかなかにストレスフルです。
そこから抜けるには、人の目を気にしない、という事です。
いきなりそうせよと言っても難しいかもしれませんが、まずは自分の心の気持ち悪さや、行動を阻んでいるものが、「あ、人の目を気にしてるからか」と認識することから始めればOKです。
理屈がわかると、だんだんとコントロールできるようになってきます。
そんな練習をしてみてはいかがでしょうか。

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